取材手帖=日東ベスト・内田淳社長「地域と共存共栄図る」

 「山形県内に7工場を有している。各工場は歴史的に、各地域に根ざしている。それだけに、当社は企業の合理性だけで工場の集約化を図るという構図にはない」と、業界における統合など再編の流れとは一線を画した独自路線を歩むと話すのは日東ベストの内田淳社長(写真)。  日東ベストの前身は1937年に創業した農産缶詰製造の日東食品。同年に山形県の寒河江に工場を建設し、果実缶詰を製造していた。戦後に日東食品製造として再発足。その後、季節性に左右されない商品とし、72年

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