味の素AGF、「ちょっと贅沢な珈琲店」ラインアップを拡充

嗜好飲料 ニュース 2021.07.09 12257号 03面
「ちょっと贅沢な珈琲店」のインスタントコーヒー製品群

「ちょっと贅沢な珈琲店」のインスタントコーヒー製品群

武岡正樹常務執行役員

武岡正樹常務執行役員

 味の素AGFは今秋、「ちょっと贅沢な珈琲店」のラインアップを拡充する。ココロの健康や環境配慮など、社会課題の解決にも貢献していく。9月1日から、グアテマラ産最上級グレード豆SHBを100%使用したインスタントコーヒー(IC)の「『ちょっと贅沢な珈琲店』プレミアムブラック グアテマラ最上級グレード豆100%」やレギュラーコーヒー(RC)の「『ちょっと贅沢な珈琲店』レギュラー・コーヒー プレミアムドリップ キリマンジャロ・ブレンド」などを新発売する。

 2日に本社で開催した秋季新製品発表会で、武岡正樹常務執行役員は「20年4月から21年3月の家庭用コーヒー・嗜好飲料市場は、金額ベースでは、家庭内飲用機会増を主要因に前年比で5%増と拡大している。スティックは同11%増、ICは同4%増、RCは同9%増、リキッドは同2%増となっている。ウィズコロナによるニューノーマルは今後も継続が予想される。今秋も『パーソナル』『プレミアム』『健康栄養』『社会課題解決』『エシカル消費』の五つの軸で、変化に対応する製品提案を行う。インホーム需要を深掘りし、提供価値を磨き、『ココロの健康』に貢献していく」と語った(各数字はインテージ社SRIデータから)。

 ICカテゴリーで新発売する「『ちょっと贅沢な珈琲店』プレミアムブラック グアテマラ最上級グレード豆100%」はスティックタイプのブラックコーヒーとなる。グアテマラ産最上級グレード豆SHBを100%使用ならではの、キャラメルのような甘い香りと上品な酸味、澄んだあと味を楽しめる逸品だ。加えて、同社独自の「アロマ・ブレンド製法」を活用した「同 クラシックブレンド」を瓶と袋で投入する。また、IC袋製品の高さを10mm短縮し、包材削減などの環境対応を推進する。

 RCカテゴリーでは、厳選した上質なアラビカ豆を100%使用し、タンザニア産キリマンジャロ豆を贅沢にブレンドした「同 レギュラー・コーヒー プレミアムドリップ キリマンジャロ・ブレンド」を投入する。個包装には生活者から支持を得ている、珈琲店のマスターが優しい言葉をかけてくれる全20種類のイラストとメッセージがデザインされているのも特徴だ。コーヒーを楽しむたびに、ココロが癒やされる工夫を施しており、社会課題の解決にも貢献していく。

 なお、北海道の冬を感じられる秋冬限定のRC「森彦の時間 冬のブレンド」を新発売し、旅気分を味わえるなど、ウィズコロナの生活者ニーズにも対応する。(本吉卓也)

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