永谷園、「生姜部」がサンプリング 社員自ら栽培・収穫、魅力をアピール

近隣に勤めるOLでにぎわう会場

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 永谷園は13日、東京都港区の本社で、生姜部が収穫したショウガのサンプリング会を行い、近隣に勤務する人々にショウガの魅力を伝えた。

 社内部活動である生姜部は、08年から毎年ショウガを栽培。今年は950kgを収穫し(12日付既報)、一般メディアや生姜部Webサイトなどで話題を提供している。サンプリング会には収穫したうちの約55kgのショウガを用意。部員自ら、合計262人の来場者1人ずつに手渡しした。レシピ本「永谷園生姜部のしょうがスイーツ」で紹介したみたらし団子、9月に発売した「生姜ふりかけ付き黒かりんとう」などの試食も実施。午後4時30分から開始したサンプリングは平日ながら1時間半で終了した。

 生姜部は「冷え知らず」シリーズのヒットを受け、ショウガの魅力を追求する活動を07年12月から開始。社員18人で栽培実験、研究、レシピ提案、国内外での食べ歩き、サイト運営などを行っている。サンプリング会は口コミなどによる情報拡散、さらなる浸透も期待できそうだ。

 (吉岡勇樹)

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