日本水産、缶・瓶詰・レトルトを値上げ 20年ぶり包括改定
日本水産は8日、常温食品の家庭用缶・瓶詰、レトルト商品を3月1日納品分から価格改定、瓶詰の一部を同日以降の出荷分から順次、規格変更すると発表した。缶詰は同社NB品約8割に当たる29品、瓶詰は9割に当たる16品に上る値上げ・規格変更で、同社として約20年ぶりの包括改定とみられる。価格はいずれもオープン価格。理由について同社は「水産物の水揚げ量減少や世界各国での水産物需要の拡大による原材料の価格高騰、国内外での人件費の増加、原油価格の高騰に伴う燃料・包装資材および物流費の上昇は