ファンくる・モモちゃんのなるほど外食データ:店で飲むビールの魅力は「家庭では再現できない品質」
家飲みする人が多くなっているコロナ禍ですが、テレビCMでもちょっと贅沢なビールや、夏だけではなく季節問わず楽しめるビールなどが打ち出されています。私ももっぱらビール党で、自宅でもさまざまな銘柄を楽しんでいて、お店でもまずは生ビールを注文します。お店で飲む生ビールはやっぱり格別においしく、料理の味をより引き立ててくれる気がします。
ファンくる会員1000人(男性:357人 女性:643人)に「コロナ禍におけるビール飲料について」の調査を行ったところ、「飲食店でお酒が飲めるようになったら1杯目に何が飲みたいですか?」との質問に、「ビール」と回答した人は85%でした。
お店で飲むビールになぜ魅力を感じるのか。
まず、飲食店でお酒を飲む良さやメリットとしては、「家庭では再現できない品質」44%、次に「店舗の雰囲気」15%、「おいしい肴(さかな)」14%という結果になりました。ビールそのものの品質に加えて、お店の雰囲気などの環境も大切であることがわかります。
さらにお店で飲むビールの重視する点について聞いたところ、「泡がクリーミーであること」が最も支持されており、次に「のど越しがよく、冷えていること」と続きます。ビールの“家庭では再現できない品質”というのは、泡・のど越し・温度の3点ということがわかります。ビールの品質と最大限においしく提供できる店の技術、雰囲気づくりこそが、料理をもいっそうおいしく感じさせる魔法になるのでしょう。
まだまだ厳しい状況下ですが、飲食店は私たち消費者に品質と雰囲気という魔法をかけ続け、外食の魅力を伝え続けてほしいと願っています。
●ファンくる
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