左から細貝理榮副会長、飯島延浩会長、桐山健一副会長
日本パン工業会の飯島延浩会長(山崎製パン社長)は2022年1月から製パンメーカー各社が実施した価格改定について、値上げは浸透し手応えを感じているとの認識を示した。一方、高単価商品から値頃感のある商品への移行が進んだとの認識を19日、東京都内で開催した総会後の会見で示した。製パン各社は、4月からの輸入小麦の政府売渡価格が17.3%と大幅に引き上げられたことに加え、油脂類、砂糖、包装資材などの原材料価格および電気やガスなどのエネルギーコストや物流費も上昇していることから、すでに