ライフ・岩崎高治社長 消費環境「価格一辺倒ではない」 上期「稼ぐ力」に手応え
ライフ岩崎高治社長
ライフコーポレーションは22年度上期の業績が4割の減益となり、既存店は1.3%減だったものの、岩崎高治社長は「稼ぐ力は落ちていない」という。既存店は19年比では5.3%増の水準にあり、経常利益はコロナ禍の20、21年度に次いで過去3番目に高い。また、原材料費が高騰する中でも、食品の粗利益率は前期比で0.3ポイント改善した。岩崎社長は11日の会見で、同質化競争からの脱却を掲げた期初の方針に変更はないと語った。(宮川耕平)