キリンホールディングス、フィリピン戦略が加速 サンミゲル株を売却、ビールに資源集中
キリンホールディングス(キリンHD)のフィリピン戦略が加速している。グループ会社サンミゲル(SMC)のビール事業再編に伴い、キリンHDが保有するSMC株を売却し、売却益をビール事業会社であるサンミゲルビール(SMB)の株式取得資金に充てる、と20日に発表した。売却するのは、SMCの発行済み株式の全保有分である19.91%、約6億株。売却価格は1株約120円で、合計約753億円となる予定。サンミゲルの新規事業参入に合わせ、資源をビール事業に集中し、東南アジア地域での安定的な収
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