日本水産、大水へのTOB終了

 日本水産は24日、経営不振に陥っている水産卸大手、大水に対するTOB(株式公開買い付け)が終了したと発表した。日本水産の株式所有割合は議決権ベースで8.77%から32.08%に増加した。買い付け資金は5億9856万円。日本水産はTOB以前から、大水の筆頭株主だった。経営難の大水を支援するため、同社との資本・業務提携に乗り出している。両社はプロジェクトチームを立ち上げ、役員派遣など今後の具体策を検討する。  (本宮康博)

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら

関連ワード: 提携 ニッスイ