サッポロビール、RTD生産増強 仙台工場新ライン稼働

酒類 ニュース 2023.10.23 12664号 02面
セレモニーでの野瀬裕之社長(左から2人目)

セレモニーでの野瀬裕之社長(左から2人目)

掃部晃サッポロビール仙台工場長が工場の歴史、新ラインの概要、地域と培ってきた関わりを説明

掃部晃サッポロビール仙台工場長が工場の歴史、新ラインの概要、地域と培ってきた関わりを説明

「新・定番食中酒」を掲げる新商品も奏功し、RTD事業は年初計画の達成と同社過去最高の売上げを更新を見込む

「新・定番食中酒」を掲げる新商品も奏功し、RTD事業は年初計画の達成と同社過去最高の売上げを更新を見込む

 サッポロビールはRTD事業の設備増強を推し進めている。仙台工場で新たな製造の新ラインを稼働。約40億円を投資しRTD自社生産能力を約2倍に増強するほか、26年には自社製造比率を88%まで増やす。仙台工場の新ラインはピューレや混濁果汁を使う製品も製造が可能で、同社が目指す個性をもった多様なRTD商品の開発を一層積極化する考えだ。
 同工場で16日に開催したセレモニーに、野瀬裕之社長、掃部晃工場長などが出席。21年に竣工50周年を迎えた、同工場の歴史や地

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