外食ラーメントレンド予測:平和食品工業「たまごまぜ麺のたれ」 トレンドはガッツリからあっさり
●“麺のおいしさを楽しむ”に変化
コロナ禍のマスク着用が当たり前の社会的風潮の中で、「背徳グルメ」のワードが注目され、ニンニク増し増しなどの商品が盛り上がりました。しかし、コロナ禍で市場全体が低調だったため、爆発的な伸びとまではいかなかった。新型コロナの5類移行後は、市場が回復したためトレンドは、コロナ禍のガッツリ系からネオ・クラシック系のあっさりタイプに移行しているように感じます。
2023年3月発売の透明感にこだわった清湯系商品「大地の塩ラーメンスープ」は好調に推移。第1弾の「大地の味噌ラーメンスープ」のシリーズ品という期待感もあると思いますが、トレンドの潮目の変化が見られます。
また、最近は麺へのこだわりを強く感じます。当社のロングセラー「ざる中華」は中華麺の喉ごしを楽しむための冷やしスープですが、今は小麦の風味や食感などが楽しまれているようです。当社が10月に新発売した「たまごまぜ麺のたれ」は、生卵とタレでシンプルにおいしい麺を楽しむ専用タレ。釜玉うどんのラーメン版のイメージです。オペレーションは簡単で、トッピング次第で単価設定も自在です。また、温・冷どちらのメニューにも対応可能。
専門店はもちろんレジャー施設、事業所給食などの新メニューに最適です。
●平和食品工業のイチ押し
「たまごまぜ麺のたれ」
中華麺の味引き立てる
まぜ麺ファンの嗜好に対応し、中華麺の味を引き立てる魚介香る植物油を使用。タレと油を混ぜやすいように容器はペットボトルに。1食当たり(麺200g)使用量は30ml
規格=480ml(常温)
●TREND POINT
ガッツリ系からネオクラシック系のあっさりタイプに移行
麺へのこだわりがいっそう強くなっている傾向