伊那食品工業など、炎症性腸疾患の治療法開発へ

ニュース 総合 2023.11.17 12677号 04面
伊那食品工業「オリゴに感謝」

伊那食品工業「オリゴに感謝」

 【長野】伊那食品工業とウェルネオシュガー、藤田医科大学病院炎症性腸疾患センターは、オリゴ糖や食物繊維などプレバイオティクスを用いた炎症性腸疾患(IBD)の新たな治療法開発に向けて、共同研究を始めた。伊那食品工業と同大学がこれまで行ってきた研究で、伊那食品工業の「アガロオリゴ糖」、ウェルネオシュガーの「ケストース」がIBDに有効性を示すデータを得ており、「プレバイオティクスの活用による腸内環境の改善で、患者のQOL向上などが期待できる」(伊那食品工業)見通しだ。

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら

関連ワード: 伊那食品工業

書籍紹介