東洋製罐・UACJ、飲料缶次世代蓋「EcoEnd」開発 GHG排出減へ
東洋製罐は4日、アルミ大手のUACJと共同で、生産時の温室効果ガス(GHG)排出量を約4割削減した飲料缶用の蓋「EcoEnd」を開発したと発表。アルミ材料や製造方法を大きく見直し、これまで技術的に困難だったアルミのリサイクル原料の使用量を大幅に引き上げ、新地金を使う場合に比べGHG排出量を約3%に抑えたという。
重量では現行の飲料缶蓋と比べ、10億枚当たりのGHG排出量が約1.3万t削減される。同社が国内で販売する飲料缶蓋がすべて「EcoEnd」に