キリンビバレッジ、23年販売量5%減に 基盤ブランドは好調
吉村透留社長
キリンビバレッジの吉村透留社長は21日の年末会見で、23年度の販売数量が前年比約5%減で着地する見込みだと発表した。「生茶」が苦戦していることや、一部商品の終売の影響が出た。一方で「午後の紅茶」シリーズや、「おいしい免疫ケア」「iMUSE(イミューズ)」などプラズマ乳酸菌を使った商品群は、新たな飲用シーンを創出したことが奏功して好調だった。
プラズマ乳酸菌を使用した商品群の1~11月の累計販売数量は前年比38%増だった。特に3月に発売した「おいしい