食品ニューテクノロジー研究会講演:京都大学大学院・木村郁夫教授

●「良好な腸内環境がヒトの健康状態を改善する作用機序について」 京都大学大学院生命科学研究科高次生命科学専攻生体システム学分野 木村郁夫教授

食由来脂肪酸が単なるエネルギー源であるだけではなく、シグナル分子として重要であることが明らかとなり、肥満・糖尿病等の代謝性疾患の標的分子として、脂肪酸受容体群は注目されている。例えばGPR40、GPR120は長鎖脂肪酸、GPR84は中鎖脂肪酸、GPR41やGPR43は短鎖脂肪酸により活性化される受容体であり、インスリンやインクレチンG

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