みやぎ生協、店舗利用客数2年で9%増 改装店舗が伸びけん引
2025.06.18
【東北】みやぎ生協の24年度(24年3月21日~25年3月20日)の決算は増収減益だった。11日に仙台市内で開いた定例記者会見で報告した。改装店舗が全体の伸びを支え、管轄する宮城、福島の全店舗の利用客数はこの2年間で9%増えた。企業の経常利益に相当す…続きを読む
みやぎ生協幸町では、店内中央にあった魚屋が撤退した後に、冷凍食品売場を新たに設けた。農産、水産、畜産、惣菜、ベーカリー部門で店内加工し急速冷凍をかけ販売する。展開する幸町店は旗艦店だが、建物構造上策定したレイアウトをそのまま導入できない店舗なので、通…続きを読む
◇コープ東北サンネット事業連合・丸川久執行役員物流本部長 ◆店舗・宅配商品を6県へ出荷 店舗、宅配の食品物流を担うセンターは丸川久執行役員物流本部長の管掌になる。店舗は取引先から日配、加工食品まで商品が納品され、店別に仕分けして、コープ東北の11…続きを読む
◇コープ東北サンネット事業連合・阿部哲夫執行役員宅配商品本部長 ◆店舗・宅配相乗効果競合なし 宅配商品本部の阿部哲夫本部長によれば、宅配の業績推移は次の通り。2019年度の宅配事業は819億円だった。20年からコロナが広がり、この年度は前年比15…続きを読む
◇コープ東北サンネット事業連合・今野一彦執行役員店舗商品本部長 ◆かみ合う開発・商品・運営本部 商品部は10年前、生鮮部とグロサリー部の2部体制だったが、2023年度から店舗商品本部長がすべて管掌する組織となった。今野一彦氏がコープ東北の農産、水…続きを読む
◇コープ東北サンネット事業連合・小澤義春常任理事管理本部本部長 ◆社会貢献事業の家計相談室 コープ東北サンネット事業連合の小澤義春常任理事の業務では、まずはくらしの安心サポート部で、「くらしと家計の相談室」がある。家計での困り事の相談を受け、場合…続きを読む
◆店舗・宅配両輪の強さ支え 生活協同組合連合会コープ東北サンネット事業連合の尾川輝敏常任理事は14年前、サービス保険事業部長だった。東日本大震災の時まで業務に就いていて、震災時コープ東北とともにさまざまな支援活動を行った。2013年2月無店舗運営部…続きを読む
◇コープ東北サンネット事業連合・山岸正治常務理事店舗事業管掌 ◆最適店舗づくり幅広く提案 山岸正治コープ東北サンネット事業連合常務理事店舗事業管掌開発本部長兼店舗企画部長兼施設部長の取り組む課題は店舗事業全体をどうするかだ。開発の実務の一方で、商…続きを読む
◇コープ東北サンネット事業連合・菅原藤人常務理事無店舗事業管掌 ◆無店舗事業で生協の力発揮 菅原藤人常務理事の管掌領域は、無店舗事業であり、宅配、サービス、共済保険、物流、エネルギー、子会社などがある。これら事業部はこれまで部ごとの縦割り傾向が強…続きを読む
◇いわて生活協同組合・阿部慎二理事長 いわて生活協同組合の供給高は10年前が377億円、24年度は477億円だった。10年間で新店は5店舗。地域の宅配は需要増に対応しセンターを増床、また、葬祭事業は10会館まで展開してきた。事業は10年間で24%増…続きを読む
◆生活協同組合共立社・渡邊一弥代表理事理事長 生活協同組合共立社は、わが国生協の歴史に名を残す生協である。しかし、1980年代初め鶴岡生協の経営は安定していたが、他の山形県内の地域生協は苦しんでいた。山形県生協連として小規模生協は生き残りが難しい、…続きを読む