伊勢惣の23年ぬか床関連は、いりぬか関係は厳しかったがウエットタイプは微増となった。主力の「仕上りぬかみそ1.0kg」のデザインを、発売以来大きく変更した。緑色と黄色のカラーはそのままに、シズル感あるぬか漬けの写真をパッケージ前面にレイアウトした。 …続きを読む
国城産業は「ぜいたく三昧」「ぬか漬け体験」などを製造販売する、いりぬかの元祖メーカー。23年は食品全般の値上げ報道によって買い控えが多かったことと、野菜の価格が下がり切らないことによって動きが鈍った。現在、製品価格の改定を行っている。今年は創業60周…続きを読む
みたけ食品工業の23年漬物材料販売は、コロナ禍をピークに微減傾向にある。主力の「発酵ぬかどこ」はロングセラー製品だが「まだまだ初めて使用するとの口コミも多い」(同社)という。初心者でも簡単に使用できるよう、ホームページ情報の更新とともにSNSも活用し…続きを読む
富士食糧の23年度漬物の素の販売は、金額ベースで前年比増の着地となった。漬物の素製品に、水を加えるだけでぬか床ができる「ビール酵母 ぜいたくぬか」「ぬかみそ名人」、生ぬかに卵殻を配合していりあげた「いりぬか」のほかに「きゅうりの辛子漬」「なすの辛子漬…続きを読む
まるほ食品の23年いりぬか販売は、前年並みで着地した。同社は22年9月に全商品15%の値上げを発表。「5~10%の値上げをしていただいたが、利益が追いつかない状況」(渡谷勇一社長)となっている。 同社は品質の良い、値頃感のあるいりぬか・生ぬか・ぬか…続きを読む
三色香辛料の23年度は、野菜などの品薄・高騰のため健康を意識した「塩分控えめぬか漬けのもと」を主力に販売し前年度を上回った。 いりぬか製品に、基本的な天然素材のみを配合し家庭独自の味付けがしやすい「味付ぬか」、塩分を8%まで抑えた減塩タイプの「塩分…続きを読む
大川食品工業の23年のいりぬか・ぬかみそ販売は、金額では前年並みだったがボリュームベースでは落ち込みがあった。原料、包材、動力費などの値上げがあったため価格改定を実施し、その影響もあったと推定する。昨夏の異常気象によって野菜の高騰が続き、その影響も大…続きを読む
近年、ぬか漬けが「健康」「美容」「発酵食品」といった側面から認知度が上がっている。TVをはじめとするメディアやインフルエンサーが発信することで、新たな需要の掘り起こしと市場の底上げができている。10年ほど前までぬか漬けは漬物の一つとして食べられていた…続きを読む