全国卸流通特集:さんれいフーズ・門脇寛行取締役 海外など新たな販路開拓
2025.09.30
◆エリア別動向・中国 経営トップに聞く ◇さんれいフーズ 門脇寛行取締役常務執行役員 山陰両県から京都府北部に至る日本海沿岸エリアで事業展開しているさんれいフーズ。昨年、製造関連の子会社を吸収合併し、従来の業務用卸に加え、製造・開発機能を持つ次世…続きを読む
◇藤澤・岸本克宏社長 北近畿エリアを拠点とする藤澤は、食品、水産、生鮮の3部門制で事業を展開する。売上構成比の約半分を占める食品部門の実績を維持しつつ、水産と生鮮の2部門で売上げと利益の底上げを図っている。3部門の連携を進めることで、組織の風通しを…続きを読む
◇共栄・玉置宗克社長 共栄は和歌山県を地盤に事業を展開する。今期は「サバイバル」をテーマに、本業以外の不確定要素の部分において対応を図り業務の効率化に努めている。依然続く価格改定には事前準備に万全を期す。新規メーカーの発掘に注力し、取扱品目の拡充を…続きを読む
◇丸正高木商店・高木良典社長 京都の地域総合食品卸として店舗、外販、特販の3部門制で事業を展開する丸正高木商店。今期は「拡(ひろ)げる」をテーマに掲げる。店舗部門では駄菓子を中心に昭和の街並みをテーマにした新店舗「昭和レトロ横丁」をオープン。新店舗…続きを読む
◇大乾・村瀬忠久社長 大乾は、乾物などの食品卸売業と、自社ブランド「大関」でギフト用の海苔などの加工販売という二つの業態を展開する。新規開拓では給食ルートがエリアを含めて広がりを見せる。業務の効率化に向けた組織体制の見直しにも、引き続き取り組んでい…続きを読む
◇五大物産・山下治男社長 五大物産は「Next Challenge~既成概念を超えろ!~」をスローガンに、既存得意先の深耕はもちろん、異業種など新たな分野での展開を通し、営業活動を強化している。今期(54期・26年3月期)は前年超えの売上高を目指す…続きを読む
◇大物・日阪俊典社長 大物は今期(25年9月期)ここまで、直近2年間で伸長した売上げのベースを維持しつつ、利益面では増益での進捗(しんちょく)となっている。利益に重きを置いた戦略として、EC事業やネット通販などの業態を強化。利益改善につなげている。…続きを読む
●企業成長に若手を育成 地域食品卸売業各社は、既存得意先の深耕と新たな販路開拓の両輪で業容の拡大を目指している。自社の展示会などを通し商品の価値をしっかりと伝え、売上げの獲得はもちろん、利益確保へ業務効率の改善に注力する。価格改定の動きは秋以降も続…続きを読む
ナショナルチェーンと連動したナショナル卸の台頭などが進み、激しい競合を戦っている甲信エリアの地域卸。インバウンドを含む観光需要など業務用市場が順調に推移する一方、量販向けは商品の値上げラッシュで消費者の店頭での買上点数が減少するなど、苦戦が続く。 …続きを読む
【中国】藤徳物産は23日、岡山市北区のコンベックス岡山で「第22回春夏商品商談会」を開催し、取引先120社、約300人の関係者が来場した。今回で22回目となった同商談会には、食品122社、酒類51社、低温51社、ペットフード9社の計233社が出展し、…続きを読む
【九州発】大分食品共栄会(会長=松尾裕二・三久食品代表取締役社長)の「新年交礼会」が8日、レンブラントホテル大分で開催された。 松尾会長は冒頭、「昨年を振り返ると、為替などのさまざまな環境変化による物価高の話題がよく聞かれた。一昨年はコロナ禍明けで…続きを読む