●構造改革の一環 花王の茶カテキン飲料「ヘルシア」は、2023年に発売20周年を迎えた。パッケージの大幅な刷新や新TVCM投入などにより、アニバーサリーイヤーを彩った。今年2月1日に、同社は茶カテキン飲料「ヘルシア」に関する事業をキリンビバレッジへ…続きを読む
大塚食品の「シンビーノジャワティストレート」は、今年5月に発売35周年を迎える。35周年施策の詳細は今後発表予定だが、同ブランドが発売以来掲げる、「ジャワティはジャワティ」という、唯一無二のカテゴリーになるべく、「ジャワティ」の本質的価値を訴求し、既…続きを読む
●「北海道コーン茶」注力 ポッカサッポロフード&ビバレッジは、今春夏、「北海道コーン茶」のさらなる成長に注力する。3月11日には、同品(525ml)をリニューアルし、新たに小型PETボトル(275ml)を投入した。プライベートでも同品を愛飲する俳優…続きを読む
アサヒ飲料は香りで差別化し、昨年ヒットした「颯」の販売量を倍増する。微発酵茶由来の華やかな香りを新パッケージ、味わいへの賛否両論をCM、キャンペーンで伝える。成長3領域の筆頭である無糖茶はほか「十六茶」「CRAFT和紅茶」もリニューアル。「十六茶」は…続きを読む
キリンビバレッジは「生茶」シリーズを8年ぶりに大幅リニューアルし、緑茶カテゴリーのてこ入れを図る。味、容器、パッケージデザインを刷新し、おいしさはもちろん毎日の生活を彩るプロダクトとしての価値を訴求する。積極的なコミュニケーションで、売上げにつながる…続きを読む
コカ・コーラシステムでは15日から、緑茶ブランド「綾鷹」を7年ぶりに大きく刷新。20、30代を戦略ターゲットに位置付け、「淹れたて一杯目」に着目した新しいおいしさを提案するほか、手売り市場強化を視野に入れた容量、価格帯、パッケージに改良した。 健康…続きを読む
伊藤園は、2024年に創業60周年と「お~いお茶」誕生35周年を迎える。その節目の年に、お茶の未来を共創する拠点となる複合型博物館を旧新橋停車場内(東京都港区)に八十八夜の5月1日にオープンする。「お茶の文化創造博物館」と「お~いお茶ミュージアム」だ…続きを読む
サントリー食品インターナショナルは24年、緑茶飲料「伊右衛門」の復権に力を注ぐ。味わいと外装を大幅刷新し、発売20周年を迎える同ブランド史上「最高レベルの濃さ」へブラッシュアップ。市場でPB商品が存在感を増す中、「明らかに違って、明らかにおいしい」中…続きを読む
●「お茶」「喫茶」未来へつなぐ お茶が広まるきっかけとなったといわれている臨済宗の開祖・栄西が宋から日本にお茶を持ち帰ってから、公家の茶や武家の茶、抹茶や煎茶など、時代の変遷とともに、お茶は喫茶文化や習慣として庶民にまで浸透してきた。その大いなる歴…続きを読む
各社の主力ブランドが顔を揃える茶系飲料市場では激戦が続く。特に今年は、最大規模を誇る「緑茶飲料」カテゴリーを代表するブランドのアニバーサリーイヤーや大型刷新が重なり、激しさは増すばかりだ。一方で、物価の高騰による消費者の生活防衛意識は高まり、消費の二…続きを読む