古来、滋賀県や隣接する京都市において、手に入れやすいタンパク源として親しまれてきた琵琶湖の魚介だが、「地どれ」「スローフード」「地産地消」といった概念が付加価値となった最近では、全国に向けてアピールできるスペシャル素材となりつつある。いま注目を集める「…続きを読む
グルメ志向の広がりによって品種や産地を冠したブランド米が重用されるようになって久しいが、最近、コメ市場にまた新しいトレンドが起こりつつある。単に「おいしいコメ」ではなく、料理やシチュエーションごとに「最適なコメ」を選ぶ人が増えてきているのだ。日本ならで…続きを読む
「ジビエ」という言葉は、ひと昔前までは一部の食通にしか知られていなかった。しかし、農林水産省や自治体の野生鳥獣被害対策の一環で食材名称として使用されるようになったことで、急速に食シーンの一般名詞となりつつある。元々、冬の狩猟シーズンには、ぼたん鍋(いの…続きを読む
素朴だが濃厚な甘みと独特の食感で古来日本で愛されてきた干し柿。その中でもブランド干し柿といわれるもののひとつが富山特産の「三社柿の干し柿」だ。 富山県南砺市の東太美干柿委員会では、この三社柿(さんじゃがき)の干し柿を使い、干し柿産地における課題であった…続きを読む