森永乳業への賠償請求棄却=ヒ素ミルク被害、「除斥」経過―大阪地裁【時事通信速報】

森永ヒ素ミルク訴訟の判決後に記者会見する原告の女性=22日午後、大阪市北区

森永ヒ素ミルク訴訟の判決後に記者会見する原告の女性=22日午後、大阪市北区

 1955年に森永乳業の粉ミルクにヒ素が混入し、乳児らに健康被害が出た「森永ヒ素ミルク事件」で脳性まひになった大阪市の女性(70)が、現行の救済では不十分だとして、同社に慰謝料など約5500万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が22日、大阪地裁であった。野村武範裁判長は、不法行為から20年で賠償請求権が

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら

書籍紹介