大塚製薬、乳児向け第2弾「ビーンスタークポカリスエット」6月1日から全国一斉発売

清涼飲料 1992.04.29 7370号 16面

大塚製薬㈱(東京都千代田区、03・3293・3116)は、乳児向けのトータルブランド「ビーンスターク」シリーズの第二弾「ビーンスタークポカリスエット」を6月1日から全国一斉に発売する。

乳幼児の身体は七〇%以上が水分でできており、身体の水分のバランスを保つことが大切。しかし、乳幼児は灰や汗などで水分を体外に排出する割合が多く、このバランスが不安定になりがちである。このような場面では適切な水分を与えることが必要だが、単に水を与えるだけでは不十分で、人間の身体の水分に含まれるナトリウム、カリウム、クロールなどの電解質も与えることが重要といわれている。

「ビーンスタークポカリスエット」は、失われた水分や電解質をスムーズに摂取できる、乳幼児のために考えられたやさしいポカリスエット。

商品特徴は、①乳幼児と同じ浸透圧(等張)なので、身体に負担をかけることなくスムーズに吸収される②乳幼児の体液に近い組成の電解質溶液である③家庭でも外出時でも手軽に飲ませることができる④ボトルには内容量表示がついているので、飲んだ量や残量が一日で判る⑤市販のニプルを付けて使用できるので、飲ませるとき便利。

一二〇㍉㍑びん入り。四本×六パックで一ケース、小売一本一五〇円(消費税別)

なお、乳幼児用イオン飲料のトータルマーケットは約三〇億円と推定されるが、同社では初年度(九二年6月~九三年3月)約一五億円の販売計画をあげている。第一弾のビーンスタークニプルと同様、女優の手塚理美を起用、TV、雑誌で訴求する。

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