辻利久、TBの課題を解決、旨味そのままの煎茶「三角バッグ」3種発売
宇治茶の㈱辻利久(京都府宇治市、0774・21・2121)は日本茶「三角バッグ」三種を新発売した。
個食化や簡便性ニーズの中で近年、緑茶のティーバッグが伸びているが、緑茶の場合は紅茶以上に材質が味、香りに影響を与える。そのためにエンベロップ型ティーバッグの場合でも、紙以外にガラス繊維を素材にしたものや、ナイロン紗を使ったものなどが開発されている。とくにナイロン紗は、緑茶の持ち味を十分浸出させることができることから高い評価を得ているが、それでも一包の空間に限りがある。
「三角バッグ」はその欠点を補うもので、三角錘型で十分な空間が確保できるために、茶葉が早く完全に開く。バッグの材質は同社が初めて採用した高品質メッシュで、包材の匂いがなく、材質がお湯に溶出すこともなく、水色、味、香りを十分に引出すことができる。また、焼却の際に有毒ガスが発生することもない。
種類は一人用が「煎茶」(二㌘×八P)で、急須、ポット用(二人用、五㌘×一〇P)は④香り煎茶②煎茶③玉露‐‐の三種。荷姿、価格は次の通り。
▽一人用「煎茶」‐二四個で一ケース、標準小売三〇〇円▽急須用(二人用)‐いずれも六×四で一ケース。標準小売は①香り煎茶三五〇円②煎茶四〇〇円③玉露六〇〇円。
〈ワンポイント〉ティーバッグの課題を解決。