全国麺類特集2025

麺類市場は、主食としての価値訴求を図ることで、新規需要の需要の獲得を目指す。乾麺、生(チルド)麺、冷凍麺など、麺類への需要が上向きになってきていることを背景に、それぞれの価値をあらためて提案していくことで、消費者の購買意欲やトライアルを喚起していく考え。
-
◆全国麺類特集:麺類総論=主食としての価値訴求を 価値提案で活性化
麺類 特集 2025.05.31◆麺類全体で需要上向きに 小麦価格も高値安定へ 麺類市場は、主食としての価値訴求を図ることで、新規需要の需要の獲得を目指す。乾麺、生(チルド)麺、冷凍麺など、麺類への需要が上向きになってきていることを背景に、それぞれの価値をあらためて提案していくこ…続きを読む
-
全国麺類特集:機械麺総論=代替でのニーズ高まる 生産量の確保が課題に
麺類 特集 2025.05.312024年度(1~12月)の乾麺の生産量(原材料小麦粉使用)は、18万6929t(乾麺類13万2789t、手延べそうめん類5万4140t)、前年比3.9%増(乾麺類が5.1%増、手延べそうめん類が1.1%増)となり、4年ぶりに前年を上回った。これにそ…続きを読む
-
全国麺類特集:手延べ麺総論=各生産地で価格改定を実行 米価高騰にそうめん代替…
麺類 特集 2025.05.31手延べ麺の各生産地はともに今年は早い段階で値上げの意思を表明した。手延べ麺業界のトップリーダーである「揖保乃糸」の兵庫県手延素麺協同組合は3月から全商品で5%の値上げを図った。また、半田手延べそうめん協同組合でも同様に組合商品である「入魂」ブランドの…続きを読む
-
全国麺類特集:調理麺概況=24年は1兆0863億円 10年間で市場は2倍に成…
麺類 特集 2025.05.31日本惣菜協会は「惣菜白書」(2025年度)で24年の調理麺市場を1兆0863億円(前年比7.8%増)と公表した(図1)。調理麺は日持ちのしないチルド帯の調理済み食品で、調理麺は粉から製麺してスープと具材も自社調理した調理済み焼そば、うどん、そば、スパ…続きを読む
-
全国麺類特集:調理麺=デリモ 健康需要に注力を
麺類 特集 2025.05.31デリモは2022年に本社と工場(最大生産数量1日当たり10万食)を埼玉県草加市に移築し、社名も刷新して調理麺からデリカ全般を扱う企業として事業展開を行っている。扱う商品は、調理麺(冷し中華、ざるそば)から調理済みレンジ商品(ラーメン、うどん、日本そば…続きを読む
-
全国麺類特集:調理麺=今里食品 食文化の担い手に
麺類 特集 2025.05.31今里食品は宝塚本社工場(兵庫)、琴平工場(香川)、八潮工場(埼玉)の3工場体制で、1日に夏場20万食(調理麺15万食、個包装麺5万食)、冬場15万食(調理麺10万食、個包装麺5万食)を生産し、近畿地域及び中国・四国のCVS、関東・東海・北陸・近畿・中…続きを読む
-
全国麺類特集:東京主要問屋=日本アクセス(乾麺) 新組織で業界活性化へ
麺類 特集 卸・商社 2025.05.31●業務用ルートの開拓も 日本アクセスは24年4月~25年2月の乾麺市場について、金額ベースで前年比1.7%増で着地したと分析する。カテゴリー別では、そうめん・ひやむぎが前年比2.6%増、そばが同3.1%増、うどんが同1.5%減、中華麺が同11%増と…続きを読む
-
全国麺類特集:東京主要問屋=下田商事 手延べ麺の販売強化 適正価格で価値向上…
麺類 特集 卸・商社 2025.05.31下田商事の24年度(1~12月)の乾麺販売実績は、数量ベースで前年比7.6%増と伸長した。主力のそうめん、そばが順調に推移したことが要因。数量ベースの構成比ではそうめんが36.6%、ひやむぎが3.1%、うどんが16.8%、そば41.1%、きしめんが2…続きを読む
-
全国麺類特集:東京主要問屋=国分グループ本社 健康訴求で夏のそば拡販
麺類 特集 卸・商社 2025.05.31●「揖保乃糸」の安定供給を 国分グループ本社の24年(1~12月)の乾麺販売実績は、金額ベースで前年を上回って着地した。ボリュームゾーンのそうめん・ひやむぎ、そばが堅調に推移したことが要因となっている。25年度については、第11次長期経営計画で取り…続きを読む
-
全国麺類特集:大手製粉メーカー=日清製粉ウェルナ 安定供給へ体制強化
麺類 特集 2025.05.31●機械麺価値向上へ 日清製粉ウェルナの25年3月期の乾麺の販売実績(数量ベース)は、前年並みで着地した。一部商品の終売によるマイナスの影響があったものの、主力ブランドの伸長で、カバーした結果となった。 26年3月期の取り組みは、手延べ麺の供給リス…続きを読む
-
全国麺類特集:大手製粉メーカー=ニップン 定番商品の拡販を図る
麺類 特集 2025.05.31●「職人の一品」の育成も ニップンの25年3月期乾麺販売状況は、金額ベースで前年を上回る乾麺市場と同水準で着地する見込みだ。需要期の猛暑という追い風もあり、主要アイテムが堅調に推移したことが要因だ。25年度(26年3月期)の乾麺カテゴリーの商品戦略…続きを読む
-
全国麺類特集:北海道地区=円山製麺(ギガネット製麺事業部) 激戦区・札幌で知…
麺類 特集 2025.05.31●取引先広げ市場に浸透 円山製麺は、通信キャリアが提供する光回線の店頭販売やセールスプロモーションを手掛けるギガネットが2020年、同社製麺事業部として立ち上げた。業務用製麺業者としては後発組ながら、熟練技術者の登用、製麺技能士育成など通じて築き上…続きを読む
-
全国麺類特集:北海道地区=寿須藤製麺工場 基本に徹して七十余年
麺類 特集 2025.05.31●旭川でオリジナル麺製造 寿須藤製麺工場は、1948年に創業した旭川市の老舗製麺会社。基本を大切に、顧客の声を聞いて物をつくることに徹し、業務用を中心にラーメン、そば、うどんなど独自性のある麺を100種類以上製造。昨年、須藤雄一相談役の長男・展充氏…続きを読む
-
全国麺類特集:東北地区=コープ東北サンネット事業連合 「手延べ」の品揃え変化
麺類 特集 2025.05.31◇生活協同組合連合会コープ東北サンネット事業連合 ●値頃と産地を軸に拡充 夏場の需要を支える手延べそうめんの品揃えが変化しつつある。生活協同組合連合会コープ東北サンネット事業連合の乾麺の売れ筋では「揖保の糸手延そうめん300g」やコープ商品の「C…続きを読む
-
全国麺類特集:東北地区=北舘製麺 名所模した「冷麺」発売
麺類 特集 2025.05.31●観光客取り込みへ期待 岩手県八幡平市の北舘製麺から人気の観光地をモチーフにしたユニークな商品が発売されている。岩手と秋田県境にまたがる八幡平山頂の火口湖に5月下旬~6月上旬の雪解けの時期に現れる龍の瞳に似た景観「ドラゴンアイ」を模した「八幡平ドラ…続きを読む
-
全国麺類特集:東北地区=戸田久 27年売上高50億円目指す
麺類 特集 2025.05.31●「蒸練製法」磨き開発加速 市販用の盛岡冷麺で全国トップシェアを誇る岩手県一戸町の戸田久は25年2月期決算(24年3月~25年2月)の売上高が45億0309万円(前年比6.3%増)と過去最高を更新。気温の上昇から冷たい麺の需要が増え、看板商品の「も…続きを読む
-
全国麺類特集:東北地区=稲庭うどん小川 海外売上比率20%到達
麺類 特集 2025.05.31●稲庭ブランド37ヵ国へ 秋田県湯沢市の稲庭うどん小川の海外売上比率が20%を超えた。ギフト、贈答用での国内市場の縮小を背景に海外の販路開拓に取り組み、現在はASEANを含むアジア圏、米国、欧州など37の国や地域に販売網を広げている。 海外に輸出…続きを読む
-
全国麺類特集:東北地区=寛文五年堂 自家用へとシフト進む
麺類 特集 2025.05.31●スイーツ領域に挑戦 お中元やお歳暮の定番品としての地位を確立した稲庭うどん。しかし、時代の変化に伴い、贈答用の市場は縮小傾向にある。秋田県湯沢市の寛文五年堂は稲庭うどんの伝統を守りながらも、味噌や米麹を用いた新たな商品開発を進めるなど今後の在り方…続きを読む
-
全国麺類特集:東北地区=後文 「手延べ」新製法に注目
麺類 特集 2025.05.31●技術革新で品質追求 秋田県湯沢市の稲庭うどんの老舗後文が今、最も力を注いでいるのが手延べのおいしさを最大限に引き出す新たな製麺技術の研究だ。手延べや機械麺で培ったノウハウを基にワンランク上の品質を追求した塩麦熟成法と呼ぶ製法にたどり着き、昨年には…続きを読む
-
全国麺類特集:東北地区=みうら食品 新食感「麦切り」発売
麺類 特集 2025.05.31●ご当地商品を軸に提案 山形県東根市のみうら食品は白物の新商品「白雪麦切り」(200g、230円税別)を4月1日に発売した。沿岸部の庄内地方の郷土料理として知られる平打ち麺の“麦切り”をベースに、原料を独自の配合でアレンジした。日常使いとギフト両方…続きを読む
-
全国麺類特集:東北地区=酒井製麺所 ラーメン人気が追い風
麺類 特集 2025.05.31●業務用生麺でも存在感 山形市のラーメン消費額が3年連続で日本一となり、注目を集めている。総務省が発表した最新の家計調査によると世帯当たりの年間支出額(二人以上、外食)は初めて2万円を超え、過去最高額を更新。一連のラーメン人気を追い風に山形市の酒井…続きを読む
-
全国麺類特集:東北地区=城北麺工 「つや姫」配合を発売
麺類 特集 2025.05.31●首都圏向けて提案強化 山形県山形市の城北麺工の今期の一押しは、県産ブランド米「つや姫」の米粉を配合した「つや姫麺」だ。昨年9月から販売を始め、春夏商戦からは大手、ローカルSMの山形エリアの店舗、EC業態などを中心に販路が広がった。日常使いやギフト…続きを読む
-
全国麺類特集:東北地区=はたけなか製麺 茶そば500万袋突破
麺類 特集 2025.05.31●PBや留め型の製造も 宮城県白石市のはたけなか製麺の「ぜいたく茶そば」が発売から10周年を迎え、累計の販売数量は500万袋(1000万食)を突破した。東京や埼玉など東北以外のエリアへの出荷が6割を超え、全国に販路を広げている。 長野県戸隠で挽い…続きを読む
-
全国麺類特集:東北地区=松田製粉 首都圏で販路開拓進む
麺類 特集 2025.05.31●試食販売で魅力発信へ 小麦粉と塩水が主原料の長さ9cmの白石温麺。油を使わない製法からお腹にも優しいとシニア層を中心に愛好者が多い。宮城県白石市の特産品として県内から隣県を中心に長年親しまれてきたが、人口減少により市場が縮小する中、新たな販路を模…続きを読む
-
全国麺類特集:関東地区=星野物産 中華麺が好調キープ
麺類 特集 2025.05.31●ざるうどんの魅力提案 星野物産の乾麺の販売状況は、「新・信州田舎そば 小諸七兵衛」「マルボシ中華そば」「上州手振りうどん」の主力3シリーズの販売に取り組んだことで、堅調に推移している。中でも「小諸七兵衛」と「マルボシ中華そば」が着実に売上げを獲得…続きを読む
-
全国麺類特集:関東地区=山本かじの 高配合そば伸長続く
麺類 特集 2025.05.31●十割さらなる活性化へ 山本かじのの乾麺の販売状況は、堅調に推移している。同社の基幹商品「元祖十割そば」を中心に高配合そばの売上げが伸長していることが要因だ。今シーズンについては、十割そばのパイオニアとして、カテゴリーのさらなる活性化を図っていきつ…続きを読む
-
全国麺類特集:関東地区=ヤマダイ 「手緒里めん」堅調に
麺類 特集 2025.05.31●贈答需要は回復基調 ヤマダイの25年3月期の乾麺販売状況は、前年並みで着地した。うどんとそばが堅調に推移したことが要因となっている。特に主力のうどんが前年を上回ったことが寄与した。26年3月期の乾麺類の販売戦略は、引き続き「手緒里めん」シリーズ(…続きを読む
-
全国麺類特集:関東地区=松屋製粉 石臼びき製品拡販図る
麺類 特集 2025.05.31●他業種新規顧客も獲得 松屋製粉の24年度(25年3月期)は増収増益となり、コロナ禍の厳しい状況から回復基調となっている。外食産業の復調が主な要因。さらに、他業種からフランチャイズでそばチェーン店に参入するような新規顧客を獲得できたことも業績に寄与…続きを読む
-
全国麺類特集:関東地区=玉川食品 「江戸玉川屋」認知拡大
麺類 特集 2025.05.31●事業の新たな柱を模索 「江戸玉川屋」こと玉川食品は、1935(昭和10)年創業以来、東京・王子の地で実直な麺づくりを続け、2025年に90周年を迎えた。16年に3代目社長に就任した関根康弘氏は、サンリオなど著名企業とのコラボでエンタメ系乾麺を開発…続きを読む
-
全国麺類特集:静岡地区=池島フーズ 茶そばの活性化を
麺類 特集 2025.05.31●家庭用にも販路拡大 茶そばのトップメーカーとして池島フーズは、ホテルやレストランなどのプロの調理人から選ばれる品質の高い製品を開発・販売を推進している。同社独自の技術を生かしつつ、素材や原料にこだわって、品質の高い商品を業務用だけでなく家庭用への…続きを読む
-
全国麺類特集:山梨地区=はくばく 独自性で市場開拓
麺類 特集 2025.05.31●地域ブランドも新展開 「The Kokumotsu Company」として大麦、雑穀などの穀物を幅広く手掛ける、山梨県のはくばく。白物やそば、パスタ、中華麺など多彩なジャンルで展開する乾麺事業は、消費者の健康志向やトレンドを積極的にとらえた商品開…続きを読む
-
全国麺類特集:新潟地区=松代そば善屋 新発売3品が好スタート
麺類 特集 2025.05.31●品質管理・生産能力強み 松代そば善屋の24年10月期は、生産量が前年比33%増だったものの売上高は前年を下回った。しかしコスト上昇の中でも利益は確保し、減収増益となった。大口受注に対応できる生産能力と高い品質管理能力が評価された。夏のコメ不足によ…続きを読む
-
全国麺類特集:新潟地区=自然芋そば フノリ不足が深刻化
麺類 特集 2025.05.31●新商品は今秋発売へ 自然芋そばの25年2月期は、主力の「自慢ののどごし」はじめ「へぎそば」のつなぎとして欠かせないフノリの不足が深刻で、思うように販路拡大を進められなかった。26年2月期は、3月にフノリ不足やコスト上昇を受け内容量変更を実施し、出…続きを読む
-
全国麺類特集:新潟地区=玉垣製麺所 「みのりそば」で魅力向上
麺類 特集 2025.05.31●待望の2本目の柱に 乾へぎそば「妻有そば」で知られる玉垣製麺所は今期、待望の新商品「みのりそば」を発売した。出足は好調で、今後は「妻有そば」に次ぐ2本目の柱に育てていきたい考え。25年3月期については、消費者の生活防衛意識の高まりなどもあり、4月…続きを読む
-
全国麺類特集:新潟地区=丸榮製粉 注力のラーメン好調
麺類 特集 2025.05.31●関西への拡販推進も 丸栄製粉の麺類部門は25年5月期、低価格帯のそうめんなど白物商品や注力するラーメン類が好調に推移している。売上高は前年比約5%増での着地を見込む。来期は、秋冬にラーメン類の新商品を発売する予定で、好調のラーメンをさらに盛り上げ…続きを読む
-
全国麺類特集:長野地区動向=高配合系が競合激化 次の付加価値を模索
麺類 特集 2025.05.31そばの一大ブランド「信州そば」。地元の長野県では、観光需要も大きなウエートを占める外食はもちろん、麺製品が地域の食品産業をけん引している。中でも、明治期に長野市で誕生した乾麺・乾そばは長野県が製造量で全国トップを誇り、カテゴリー市場で40%以上のシェ…続きを読む
-
全国麺類特集:長野地区=おびなた 一貫生産で差別化強み
麺類 特集 2025.05.31「日本三大そば」の一つ、「戸隠そば」。その当地、長野市戸隠で製粉から製麺まで一貫生産を行っている、おびなた。「八割」を中心に、そば粉高配合製品が堅調だ。「製粉から手掛けているため、高配合系の販売拡大によるメリットは大きい」(大日方健治専務)ことから、…続きを読む
-
全国麺類特集:長野地区=滝沢食品 高配合系さらに拡販
麺類 特集 2025.05.31滝沢食品は、「十割そば」「八割そば」など、そば粉高配合系の製品が堅調な売れ行きだ。「コロナ禍で市場への定着が進み、取引先やユーザーからの評価も高い」と、滝沢秀治社長。今シーズンも拡販に取り組む。 一方で、600g入りの「信州そば」など徳用感のあるア…続きを読む
-
全国麺類特集:播州地区乾麺=カネス製麺 既存品底上げ提案力強化
麺類 特集 2025.05.31●高食物繊維中華麺を柱に カネス製麺は今期(26年3月期)、手延べ麺の単品、機械麺ともにボトムアップを図り、ギフトは提案力の強化できめ細かい営業を実践していく。 昨年9月に新発売の「高食物繊維小麦粉50%使用中華めん240g」はまずまずの動きとい…続きを読む
-
全国麺類特集:播州地区乾麺=高尾製粉製麺 太切り八割そば人気
麺類 特集 2025.05.31●腰じまんそうめんも注力 高尾製粉製麺は創業110年を超える、播州の機械そうめんのパイオニアだ。「品質こそ生き残る道」を理念に、高い技術と多くの生産ラインで乾麺を製造してきた。播州トップクラスを誇る高い生産能力を持ち、工場は都市ガスや太陽光発電を利…続きを読む
-
全国麺類特集:播州地区乾麺=田靡製麺 「元祖生そば食感」好評
麺類 特集 2025.05.31●「細造白絹乃糸」も人気 田靡製麺が昨年8月に発売を開始した、そば湯まで楽しめる乾麺「元祖生そば食感 十割そば」が好評だ。独自の製法で仕上げる、乾麺ではめったに味わえない生そば食感が人気の秘訣で、原料も石臼びきそば粉を100%使用する。食塩やpH調…続きを読む
-
全国麺類特集:播州地区乾麺=東亜食品工業 GF「米粉そうめん」など高い評価
麺類 特集 2025.05.31●国内からも強い引き合い 東亜食品工業の小麦・食塩完全不使用のグルテンフリー(GF)食品「米粉そうめん」「米粉うどん」が高い評価を得ている。専用ラインで製造し、原料は国産米粉100%とバレイショでんぷんだけで、小麦由来の原料や食塩は使用しない。通常…続きを読む
-
全国麺類特集:播州地区乾麺=マルツネ 中華麺の高い人気続く
麺類 特集 2025.05.31●茶そばは外国人から注目 マルツネは1920年の創業から一貫し、播州麺の総合メーカーとして高品質でリーズナブルな商品を消費者に提供してきた。直近では、そばを中心とした色物が好調。2年前に発売を開始した「龍神の糸 そうめん 600g」「龍神の糸 うど…続きを読む
-
全国麺類特集:播州地区乾麺=イトメン 「時そば」でインバウンド需要を
麺類 特集 2025.05.31●カラフルそうめんが重宝 イトメンは3月に新商品「時そば」を上市した。「二八そば」の姉妹品となっており、エリア限定で提案していく。1袋3人前で、自家製の麺つゆも付属。そばはのど越しの良さと強いコシが備わっており、つゆは龍野淡口醤油で仕上げ甘めの味つ…続きを読む
-
全国麺類特集:播州地区乾麺=横尾商店 中華麺など輸出準備を
麺類 特集 2025.05.31●冷凍麺も売上げは順調 横尾商店が4年前に発売を開始した「京うどん」が好調だ。希少な京都府産小麦を100%使用し、程よいコシともちもちとした食感が楽しめる。同小麦を100%使用した機械乾麺は非常に珍しく、同社の原料に対するこだわりと製麺技術の高さ、…続きを読む
-
全国麺類特集:岡山・愛媛地区=かも川手延素麺 ブランドの普及に尽力
麺類 特集 2025.05.31●ECサイト強化も図る かも川手延素麺は、備中特産の「かも川」ブランドの手延べ麺、半生麺などを昔ながらの製法にこだわって作り続けており、豊富な商品ラインアップであらゆる販売チャネル、消費者ニーズに対応している。 同社では、PRと地域活性化を図る目…続きを読む
-
全国麺類特集:岡山・愛媛地区=スズキ麺工 課題解決へ努力続ける
麺類 特集 2025.05.31●業界内の連携サポート スズキ麺工は、麺機の総合プラントメーカーとして、また機械麺、手延べ麺など麺類の総合メーカーとしての両面で事業展開している。特に機械部門では麺機の開発や販売、アフターケア、コンサルタント的な対応を行っており、これまで培ってきた…続きを読む
-
全国麺類特集:岡山・愛媛地区=岡山手延素麺 自社生産体制を強化
麺類 特集 2025.05.31●商品展開の幅拡大も 岡山手延素麺は従来の品質重視の姿勢を貫くとともに、時流に沿った魅力ある商品、高付加価値商品などの開発、販売に注力している。同社では、コロナ禍を背景とした内食の需要増や原材料高騰、生産者の減少、人手不足など、課題が山積する中、価…続きを読む
-
全国麺類特集:岡山・愛媛地区=五色そうめん 認知度高めて普及促進
麺類 特集 2025.05.31●地元の消費拡大も注力 五色そうめんの「五色そうめん」は、愛媛県松山市で昔から親しまれている名産品だ。同社は、江戸時代の寛永12(1635)年創業と今年で390年の歴史を持ち、「五色そうめん」は、江戸幕府や朝廷への献上品としても重宝された。 同社…続きを読む
-
全国麺類特集:讃岐地区機械麺=石丸製麺 定番2品パッケージ一新
麺類 特集 2025.05.31●認知向上へブランド訴求 石丸製麺の「半生りつりん印讃岐うどん300g」と「半生讃岐うどん包丁切り300g」は、生麺のようなもちもち食感が楽しめ、家庭用・贈答用・土産用といずれの用途にも適するロングセラー商品となっている。今回、同2品のパッケージを…続きを読む
-
全国麺類特集:讃岐地区機械麺=川田製麺 内麦こだわる2商品投入
麺類 特集 2025.05.31●多加水加熱熟成も高評価 川田製麺は日清製粉ウェルナとタッグを組み、製品開発に取り組んでいる。2月には新商品「川田製麺 国内麦小麦粉使用 讃岐うどん320g」「川田製麺 国内麦小麦粉使用 讃岐そうめん320g」を上市。同2品は「川田製麺 国内麦小麦…続きを読む
-
全国麺類特集:讃岐地区機械麺=讃州 人気の半生細うどん復刻
麺類 特集 2025.05.31●新型コロナから回復順調 讃州は昨年12月に小売向けの単品商品「熟成仕込み 讃岐半生細打ちうどん300g」を新発売した。同品はかつて人気がありながら廃番となった経緯があり、復刻を要望する強い声に応えあらためて上市することとなった。夏季商戦の目玉の一…続きを読む
-
全国麺類特集:讃岐地区機械麺=さぬきシセイ 「贅沢なおそうめん」発売
麺類 特集 2025.05.31●品質管理能力の向上図る さぬきシセイは1月に新商品「贅沢なおそうめん」の発売を開始した。同品はリーズナブルながら上質感のある「贅沢」シリーズの第2弾商材で、トップクラスの品質を誇る日清製粉の小麦粉「金斗雲」を100%使用し、高い製麺技術でこれまで…続きを読む
-
全国麺類特集:讃岐地区機械麺=讃岐物産 「うどん県のうどん」好調
麺類 特集 2025.05.31●「国内産」シリーズ拡販へ 讃岐物産の24年12月期売上高は前年比15%増となった。従来、「無理して売上げを追わず、前年比3%増程度での成長を毎年目指す」(弓削道明社長)としていたが、昨年6月にある情報番組のランキング特集で看板商品の「うどん県のう…続きを読む
-
全国麺類特集:手延べ麺産地トップに聞く=兵庫県手延素麺協同組合・井上猛理事長
麺類 キーパーソン 特集 2025.05.31兵庫県手延素麺協同組合の生産量は前年並みの104万箱(1箱18kg)が見込まれる。3月に行った全品5%の価格改定は、市中に順当に浸透しており、適正な利益の確保に一歩前進した。現在、そうめんの里で新商品「かおるそうめん」が試験販売中で、今後もさまざまな…続きを読む
-
全国麺類特集:播州地区手延べ麺=喜多村 丁寧・誠実に100年
麺類 特集 2025.05.31●EC強化でギフト提案 喜多村は25年に創業100年を迎える。「丁寧に、誠実に。これは、曽祖父 喜多村栄太郎から受け継がれる喜多村の信条」を連綿と守り、手延べそうめんの製造販売ひと筋でやってきた。同社は揖保乃糸の「黒帯(特級)」「三神」「縒つむぎ」…続きを読む
-
全国麺類特集:播州地区手延べ麺=イトメン 「小神」のリピーター増加
麺類 特集 2025.05.31●月の輪のさらなる拡販へ イトメンの最高級手延べそうめん「手延べ和麺 小神(おがみ)」のリピーターが増加している。生産数が限られる希少品ながら、口コミなどで年々認知度が上がっている。同品は同社の技術の結晶で、「口に入れただけで違いがわかる」とファン…続きを読む
-
全国麺類特集:播州地区手延べ麺=菅哉物産 熟成「食べ比べ」が好評
麺類 特集 2025.05.31●新たな層へアプローチ 菅哉物産は「揖保乃糸」のギフト商品を中心に扱う大手企業で、同ブランドの製麺、単品加工、販売のすべてを行う企業は播州で珍しい。三位一体の総合力をベースに一味違った商品を企画し、新たな購買層の開拓を進めている。同時に、業界に先駆…続きを読む
-
全国麺類特集:手延べ麺産地トップに聞く=奈良県三輪素麺工業協同組合・小西幸夫…
麺類 キーパーソン 特集 2025.05.31今年のト定祭では3年ぶりに高値の神託が下り、関係者に笑顔が見られた。奈良県三輪素麺工業協同組合の小西幸夫理事長は目下の課題を「生産力の向上」とし、外国人労働者の雇用、行政との連携などさまざまな方法で対応に当たっていく。需要喚起にも注力し、この2月には…続きを読む
-
全国麺類特集:手延べ麺産地トップに聞く=奈良県三輪素麺販売協議会・池田利一会…
麺類 キーパーソン 特集 2025.05.31奈良県三輪素麺販売協議会の会員各社で増産体制が構築され、数年前から進めてきた取り組みがようやく形になってきた。産・官・金の連携もより内容のあるものになっており、三輪そうめんをPRする新イベントの企画や後継者不足などの課題解決を図っている。今後もイベン…続きを読む
-
全国麺類特集:奈良・三輪地区手延べ麺=マル勝高田商店 増産体制構築進む
麺類 特集 2025.05.31●業務用商材へ注力 マル勝高田商店では増産体制の構築が進んでいる。この数年、増産のためさまざまな取り組みを行い、全体で従来比約1.3倍の生産能力となった。さらに、数年以内に次の新工場の稼働を計画し、大幅な増産を目指す。背景には、手延べそうめんの生産…続きを読む
-
全国麺類特集:奈良・三輪地区手延べ麺=三輪そうめん小西 人気高まる「みわのに…
麺類 特集 2025.05.31●第3工場は順調に稼働中 三輪そうめん小西は昨年の12月、「奈良こども食堂ネットワーク」に協力し、賞味期限が近くなったそうめん、うどん、そばなどの商品を合計約1000食分提供した。「廃棄するのではなく、誰かの役に立つため活用したい」との思いで企画に…続きを読む
-
全国麺類特集:奈良・三輪地区手延べ麺=池利 「色撫子」発売10年迎える
麺類 特集 2025.05.31●社員のスキルアップ実感 池利は今年で創業175年を迎える三輪地区の大手企業で、奈良県三輪素麺工業協同組合からの購入および自社工場で生産したそうめんを主に販売する。同社の池田利一会長は奈良県三輪素麺販売協議会の会長であり、業界の発展のためにも活動。…続きを読む
-
全国麺類特集:奈良・三輪地区手延べ麺=巽製粉 麦坐ギフトを個包装に
麺類 特集 2025.05.31●「むぎくらの麺」も人気 巽製粉は今夏の新商材として「麦坐(むぎくら)国産原料限定使用 三輪素麺」の個包装版と、「麦坐 国産原料限定使用 三輪素麺 三輪の恵 細づくり」を展開する。ともに引き合いは上々といい、同2品を含め、同社が次代の柱として成長を…続きを読む
-
全国麺類特集:奈良・三輪地区手延べ麺=よし井 自家需要への展開注力
麺類 特集 2025.05.31●生産力向上で増産進む よし井では、シュリンクするギフトニーズを補うべく、自家需要ニーズに向けた商材の展開に力を入れている。 同社はこれまで木箱中心であったギフトパッケージに化粧箱仕様のバリエーションを加えた。従来、ギフトを贈られる側として過剰な…続きを読む
-
全国麺類特集:手延べ麺産地トップに聞く=淡路手延素麺協同組合・金山守良理事長
麺類 キーパーソン 特集 2025.05.31今年度の淡路島手延べそうめんは5000箱前後の生産量となりそうだ。前半は風邪の流行が生産に影響を与えたものの、後半にはリカバリー。主力商品「淡路島ぬーどる」は年々人気が高まり、「淡路島ぬーどるプロジェクト」も16年目を迎える。直近のトピックスは、大学…続きを読む
-
全国麺類特集:手延べ麺産地トップに聞く=小豆島手延素麺協同組合・須佐美裕一理…
麺類 キーパーソン 特集 2025.05.31昨年11月、小豆島手延素麺協同組合理事長に就任した須佐美裕一新理事長は今年の生産量を前年並みの9万箱が目標と話す。また、今年は島の光ブランドで8~12%の価格改定を行い、ひっ迫する製造コストを緩和。生産者に適正な利益の確保を促していく。昨年稼働を始め…続きを読む
-
全国麺類特集:手延べ麺産地トップに聞く=半田手延べそうめん協同組合・北室淳子…
麺類 キーパーソン 特集 2025.05.31このほど北室淳子氏が半田手延べそうめん協同組合の代表理事に就任した。先人と地域が確立した「半田そうめん」のブランドを後世に引き継ぐため、さまざまな施策を実践していく。今年の生産量は前年並みを目標とし、「入魂」ブランドで価格改定も行った。大阪・関西万博…続きを読む
-
全国麺類特集:九州地区乾麺動向=南島原市が認証マーク レシピコンテスト活用
麺類 特集 2025.05.31●そうめん消費の促進へ 南島原市では、そうめん産地の現状について、価格改定が定着したことに加え、いまだ商品の引き合いが堅調な分、取引価格は上昇しているという。メーカーサイドでも、若年層の意識変化から働き方改革が進み、休日の増加が目立ち始めた。結果と…続きを読む
-
全国麺類特集:九州地区乾麺=五木食品 九州定番配荷の代表格
麺類 特集 2025.05.31●地域そば市場活性化を 五木食品は超ロングセラー商品として、棒状即席ラーメン「アベックラーメン」を扱っている。エリアでみると、特に熊本以南の南九州地区で多くの人から支持を受けている。 熊本を離れて遠隔地で暮らす熊本県民も帰省の際には、大量に購入し…続きを読む
-
全国麺類特集:生麺・冷凍麺概況=価値訴求でトライアル促進 潜在需要掘り起こし…
冷凍食品 麺類 特集 2025.05.31生(チルド)麺・冷凍麺市場は、麺類市場全体の中でも潜在需要の高いカテゴリーとして、今後のさらなる成長が期待されている。生麺・冷凍麺ともに、喫食経験率が低く、トライアルを促進することで、伸びしろが見込まれているためだ。生麺・冷凍麺それぞれのおいしさや簡…続きを読む
-
全国麺類特集:生麺・冷凍麺=日本アクセス(生麺) 基本商品の成長基軸に
麺類 特集 2025.05.31●朝食需要創出取り組む 日本アクセスの24年度(24年4月~25年3月)の生麺の販売状況は、金額ベースで前年比3.3%増で着地する見込みだ。焼そばやうどんなどの主要カテゴリーを着実に成長させたことに加え、パスタや涼味関連の販売増が寄与した。25年度…続きを読む
-
全国麺類特集:生麺・冷凍麺=日本アクセス(冷凍麺) メーカーと共同で商品提案
冷凍食品 麺類 特集 2025.05.31●独自プロモーションも実施 日本アクセスの24年4月~25年2月の家庭用冷凍食品カテゴリーは前年比7%増と拡大している。そのうち、冷凍麺カテゴリーは同9%増と、冷凍食品全体の成長に寄与した。冷凍麺の中でも、パスタと中華麺が2桁増で伸びており、けん引…続きを読む
-
全国麺類特集:生麺・冷凍麺=シマダヤ 「サラダ麺」新食べ方提案
麺類 特集 2025.05.31●冷凍麺は素材麺の拡大を シマダヤの24年度(25年3月)のチルド麺・冷凍麺の販売状況は、家庭用冷凍麺、業務用が前年並みで推移し、家庭用チルド麺が好調に推移した。家庭用チルド麺の増加は、主力の「流水麺」シリーズと和風麺がけん引役となった。25年春夏…続きを読む
-
全国麺類特集:生麺・冷凍麺=東洋水産(チルド) 「焼そば」が発売50周年
麺類 特集 2025.05.31●各商品で価値を再訴求 東洋水産の前期(24年3月期)のチルド麺事業は、前年比1桁中盤の増加で推移し、市場を上回る結果となった。主力の焼そばの安定した売上げに加え、うどん類などが好調に推移した。今期は11月に発売50周年を迎える同社の看板商品「マル…続きを読む
-
全国麺類特集:生麺・冷凍麺=東洋水産(冷凍) 家庭用焼そばが順調
冷凍食品 麺類 特集 2025.05.31●マーケット拡大目指す 東洋水産の前期(24年3月期)の冷凍麺販売状況は、前年を超えて着地した。家庭用は既存で展開している冷凍焼そば「屋台一番」シリーズが順調に推移した。業務用もコロナ禍で苦戦していた、主力の産業給食および外食産業が回復し、需要が高…続きを読む
-
全国麺類特集:生麺・冷凍麺=名城食品 値頃で販売数量回復へ
冷凍食品 麺類 特集 2025.05.31●高価格帯は地域特性を 名城食品の今期(25年12月期)は生活防衛意識に応えるために値頃感のある「中華の匠ざるラーメン和風しょうゆ」「同焙煎ごまだれ」などを積極的に拡販して、減少傾向が続く販売数量の回復を図る。同時に高価格帯の有名店監修商品を地域特…続きを読む
-
全国麺類特集:生麺・冷凍麺=日清食品チルド 若年ユーザー開拓進め
冷凍食品 麺類 特集 2025.05.31●支持あるブランド活用 日清食品チルドの24年度(24年4月~25年3月)の販売状況は、金額ベースで前年度を上回った。その背景として、猛暑による冷し中華や「日清のそのまんま麺」シリーズの商品群が伸長したことや、焼そばとパスタの好調が大きい。今春夏は…続きを読む
-
全国麺類特集:生麺・冷凍麺=日清食品冷凍 汁なしとパスタが絶好調
冷凍食品 麺類 特集 2025.05.31●今期も購入食数増目標に 日清食品冷凍の24年度(24年4月~25年3月)の販売状況は、金額ベースで市場を上回って着地した。強みとして位置づける汁なしタイプのラーメンとパスタが堅調に推移したことが要因。加えて、好成績の背景として、課題だった購入食数…続きを読む
-
全国麺類特集:生麺・冷凍麺=テーブルマーク 夏の需要喚起策を展開
冷凍食品 麺類 特集 2025.05.31●「極細さぬきうどん」投入 テーブルマークの前期(24年1~12月)の家庭用冷凍麺の販売状況は、冷凍うどん50周年販促に注力したことで、主力の「さぬきうどん」が前年比1桁後半で上回って着地した。25年度については、長期化する夏の需要喚起に向けた新商…続きを読む
-
全国麺類特集:生麺・冷凍麺=ニチレイフーズ パーソナルユース獲得
冷凍食品 麺類 特集 2025.05.31●デュアル調理の第2弾発売 ニチレイフーズの24年3月期家庭用冷凍麺の販売状況は、伸長する市場を大きく上回って着地する見込みだ。「香ばし麺の五目あんかけ焼そば」など定番商品が堅調に推移する中で、新商品「本当に旨い担々麺」がヒット商品となったことが寄…続きを読む
-
全国麺類特集:日本冷凍めん協会「冷凍麺年間生産食数調査」 2年連続で過去最高
冷凍食品 麺類 特集 2025.05.31●業務用9億食に回復 家庭用はうどん堅調 日本冷凍めん協会が毎年実施している冷凍麺年間生産食数調査の結果レポートがこのほど公表された。同協会によると24年(1~12月)の総生産食数は、20億5300万食(前年比1.4%増)と前年を上回るとともに、2…続きを読む
-
全国麺類特集:めんつゆ概況=成長カテゴリー競争激化 ストレート小分けに集中
調味料 特集 2025.05.31つゆは醤油、みりんなどの基礎調味料に鰹節などの天然だしを用い、和食全般に使える、現代の基礎調味料として定着している。24年4月~25年3月の市場は猛暑の続いた上期に伸ばし、暖冬が長期にわたった下期に苦戦。上期はコロナ需要で活況だった20年度規模に回復…続きを読む
-
全国麺類特集:関東めんつゆ=ヤマキ 中容量戦略さらに躍進
調味料 特集 2025.05.31●お塩ひかえめで新商品 ヤマキの25年3月期は、500mlの中容量戦略が消費者ニーズの変化を捉え、価格改定を経ても2年連続で伸長を達成した。25年度に向けて「お塩ひかえめストレートそうめんつゆ」を新たに投入。市場ポートフォリオの変化を味方につけ、さ…続きを読む
-
全国麺類特集:関東めんつゆ=Mizkan 麺メニューの飽き解消場に
調味料 特集 2025.05.31●偏愛需要をつゆ市場に Mizkanは味わい深い「SOUPでそうめん」とニンニク、辛口好きに向けた「LOVERZたれつゆ」を発売し、麺メニューの飽きを解消する。「職人一丸」もリニューアルし、成長カテゴリーの麺専用、個包装つゆでの同質化を脱する。〇〇…続きを読む
-
全国麺類特集:関東めんつゆ=エバラ食品工業 「プチッとうどん」強化
調味料 特集 2025.05.31●ニーズ多様化に応じる エバラ食品工業は今春、好調の「プチッとうどん」シリーズのラインアップを強化する。具材感・本格感あふれる「プチッとうどんプラス」で「具入りジャージャー麺」が再登場。シーズン対応で人気の高い商品「ゆず塩鯛だしうどん」の味わいを改…続きを読む
-
全国麺類特集:関東めんつゆ=にんべん ゴールドシリーズけん引
調味料 特集 2025.05.31●新製品は個食パッケージ にんべんの25年3月期売上げは好調に着地し、市場推移を上回った。「ゴールド」シリーズの好調が増収に寄与した。「ゴールド」シリーズは間口、奥行きとも引き続き拡大傾向にあり今後の成長性も高い。 「つゆの素1000ml」売上げ…続きを読む
-
全国麺類特集:関東めんつゆ=キッコーマン食品 具材入り「具麺」を刷新
調味料 特集 2025.05.31●外食で人気品も商品化 キッコーマン食品は具材入り「具麺」のシリーズを刷新し、一皿完結の商品力を高めた。「牛だし肉ぶっかけ」の牛肉を70%増やすなど改良。「柚子鬼おろし」といった3品も加え、麺のバラエティーニーズに応える。主力の「濃いだし本つゆ」は…続きを読む
-
全国麺類特集:関東めんつゆ=ヤマサ醤油 「これ!うま!!」成長持続
調味料 特集 2025.05.31●そうめん専用「麺屋一杯」 ヤマサ醤油は「ぱぱっとちゃんとこれ!うま!!つゆ」の汎用訴求、成長を続けている。癖のない豊かなだし、淡い色で食材を生かし、麺料理にも最適と伝える。ストレートつゆはカテゴリートップの「そうめん専科」やそうめんにかける「麺屋…続きを読む
-
全国麺類特集:関西・四国・中部つゆ=ヒガシマル醤油 夏の冷製麺使用に注力
調味料 特集 2025.05.31●うどんスープ需要開拓 ヒガシマル醤油は主力商品「うどんスープ」の冷製麺での使用訴求に力を入れる。24年にSNSで話題を集めた“豆乳そうめん”レシピを商品裏面に掲載し、今季は夏の麺メニューでの活用提案、関連販売での展開も目指している。 今季のつゆ…続きを読む
-
全国麺類特集:関西・四国・中部つゆ=創味食品 卓上かけ醤油使い提案
調味料 特集 2025.05.31●500mlの利便性訴求 創味食品は濃厚なだしの風味の「創味のつゆ」をかけ醤油として楽しむ卓上使い提案に力を入れる。30年以上前に1000mlの紙パックで誕生した「創味のつゆ」だが、小世帯化の進む社会構造を背景に、500ml容器の利便性を訴求し、販…続きを読む
-
全国麺類特集:関西・四国・中部つゆ=ヤマモリ 「名代」の販売を一層強化
調味料 特集 2025.05.31●そうめん定食で連動企画 ヤマモリの24年度つゆの売上高は前年比15%増で着地した。特に主力のストレートつゆが近畿エリアを中心に夏場の売れ行きが好調に推移し、20%増に近い伸長となった。 また24年春、195g缶から200mlPETに切り替えた「…続きを読む
-
全国麺類特集:関西・四国・中部つゆ=ユタカフーズ 4倍濃縮つゆ配荷順調
調味料 特集 2025.05.31●利便性とコスパが特徴 愛知県武豊町のユタカフーズは24年9月、鰹節、サバ節、煮干し、宗田鰹節を使った4倍濃縮つゆ「4種のだし素材つゆ」を発売した。麺のつゆとしてはもちろんのこと、煮物や丼物の味付けでも幅広く活用できる高い利便性とコスパの良さが特徴…続きを読む
-
全国麺類特集:関西・四国・中部つゆ=マルトモ つゆ商品群の拡販へ注力
調味料 特集 2025.05.31●開発もおいしさと健康を マルトモは、つゆの市販用商品として看板商品の「枕崎かつおつゆK1L」のほか、「昆布かつおつゆ500ml」「鰹節屋の白だし500ml」「焙焼あごだしつゆ500ml」、6種のだしのうまみを利かせただし醤油「鰹節屋のだし醤油50…続きを読む
-
全国麺類特集:編集後記
麺類 特集 2025.05.31本特集の制作に当たって、毎年3~5月ごろに乾麺業界へ取材をお願いしている。乾麺業界は動きがある年と、話題が少ないときがある。今年は大きなトピックスがないように思えたが、話題に挙がったのは人手不足のことだ。 乾麺業界の中でも手延べ麺関連は、長らく従業…続きを読む