全国麺類特集2025

全国麺類特集:東北地区=寛文五年堂 自家用へとシフト進む

麺類 特集 2025.05.31 men2025号 22面
「いなにわ手綯うどん」(左)と「同そうめん」

「いなにわ手綯うどん」(左)と「同そうめん」

 ●スイーツ領域に挑戦
 お中元やお歳暮の定番品としての地位を確立した稲庭うどん。しかし、時代の変化に伴い、贈答用の市場は縮小傾向にある。秋田県湯沢市の寛文五年堂は稲庭うどんの伝統を守りながらも、味噌や米麹を用いた新たな商品開発を進めるなど今後の在り方を模索する。
 社名は古文書に記載が残る稲庭うどんの発祥年の寛文5(1665)年に由来する。熟練した職人が縄を綯(な)うように麺に撚(よ)りを入れながら細くしていく“手綯い”の製法

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