市川園、甘さを抑えた素朴な味、「よもぎ大福」など4種を期間限定で発売

粉類 1994.03.09 7673号 10面

【静岡】お茶の通信販売大手業者、(株)市川園(静岡市、054・259・0141)は「よもぎ大福」「平成の茶」「いもきり干し」「ふるさと番茶」などを新発売した。

よもぎ大福は保存料、着色料、合成甘味料などは一切使わない。家庭でつきたてのもちそのまま。厳しい寒波が到来しても冬を見ることがない静岡。静岡市内を流れる安倍川上流の藁科川提防にはもち草が芽ぶいている。甘味を抑えたいま風の味。昔ながらの素朴な大福だ。一箱に八個入って通販価格九五〇円。賞味期限は七日、4月30日まで販売する。

平成の茶は牧の原台地の茶園で有機栽培で念入りに育てた茶葉を手摘みした。さらに厳選して職人がつきっきりで荒茶加工し夏から秋、そしていま冷蔵庫でたっぷり後熟した茶葉をていねいに仕上げ加工した茶だ。一袋五〇g、価格は一五〇〇円。限定三〇〇〇袋、3月31日まで。

いもきり干しは無農薬・有機農法で育てたいもが原料。甘味が多い。遠州のからっ風で三日三晩天日干し、室で保管して熟成させ澱粉が糖化して白い粉がついている。一箱七四〇g入り一九五〇円。3月31日まで。

ふるさと番茶は一番茶が原料。軽さの中に味がある。コクと風味が楽しめる。一〇〇g詰め六五〇円。

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