明治製糖、女性・肥満者対象にユニークな「ギムネマガム」4月10日から首都圏発売
明治製糖(株)(東京都中央区、03・3281・3141)は4月10日から首都圏で、若い女性、肥満が気になる人を対象に、甘みを抑制する機能を持った「ギムネマガム」(希望小売価格二〇〇円)を発売する。
「ギムネマ」は、インド原産のガガイモ科のつる状の植物で、ギムネマシルベスタという。現地では二〇〇〇年も昔からインド伝承医学のなかで糖尿病、健胃、利尿、強壮などに良いということで使われ続けている。
わが国では、鳥取大学医学部を中心に研究され、糖吸収抑制作用のあることが判明しダイエット、糖尿病の予防に効果があることが見い出された。
この植物「ギムネマシルベスタ」の不思議は、なんといっても甘さを消す作用。
その葉の一片を噛むと、立ちどころに砂糖やブドウ糖などの甘さを感じなくさせてしまう。この作用は、その有効成分である「ギムネマ酸」と言う配糖体が味を感じる味蕾を一時的に覆う結果、他の甘味成分を寄せつけないことによるものと考えられている。
「ギムネマガム」は、この不思議な「甘味抑制作用」を利用した世界で初めて機能を体験できるガムである。
そして、ダイエットの基本である節食、節飲を手助けするユニークなガムでもある。
薬局、薬店、健康食品、自然食品店を販売ルートに初年度五〇〇〇万円の売上げを目標としている。
〈ワンポイント〉噛むだけで甘味が欲しくなくなりダイエットに効果がある。