福島県パン協同組合、業界初の統一企画商品「福島夢あんパン」発売
福島県パン協同組合・青年部(会津若松市、0242・27・6523、林裕司会長)は、福島県パン業界として初めて統一規格商品を開発、「福島夢あんぱん」=写真=を発売した。商品は、青年部に所属する若手が独自に企画研究開発したもので、県内パン業界の基盤強化につなげるとしている。
製品特徴は、(1)福島県ハイテクプラザおよび福島県酒造組合連合会が開発した吟醸酵母「うつくしま夢酵母」(佐藤栄佐久福島県知事命名)を使用(2)福島県産小麦「あおば」七〇%使用(3)イーストフードを使わない安全性(4)県内加盟店(三二社)どこで買っても同じ品質(配合・製造方法・規格)(5)パッケージ、価格、販売形態の統一である。製品規格は一個が生地三〇g・あん三〇g、一箱六個入り(化粧箱)、小売六〇〇円(税別)。
今年は福島国体開催の年で、この絶好の機会を捉えて、県内はもとより県外にも、福島に「夢あんぱん」あり!を強力にPRし、恒久的なブランドとして福島県のパンの質的向上とイメージアップを図る意向だ。7月1日には、郡山駅前で、発表記念キャンペーンを行い、二個入りを一〇〇〇袋無料配付する。