（株）ダイエー（東京都港区、０３・３４３３・９２３１）は２３日、ウィンドウズ９５搭載のマルチメディアパソコン（ＰＣ）「パッカードベル社Ｆｏｒｃｅシリーズ」（四機種）を発売する。家庭用向けアップグレードＰＣとしてマイクロソフト社のウィンドウズ９５の機能を生かすため、これまでの商品よりハード面、搭載ソフトを充実させたもの。ＰＣ本体の他、一五インチディスプレー、ロータス社のワードプロ、ロータス１‐２‐３などビジネスユースにも応えるソフトをプレインストール済み。ダイエーグループ三〇五店舗でシリーズ年間二万五〇〇〇台を販売する。

新製品の特徴は（１）全製品インテル・ペンティアム搭載（七五～一二〇メガヘルツ）（２）ハードディスク一・二～一・六ＧＢ（最上位機種のみ）（３）ＦＡＸモデム二万八八〇〇ｂｐｓ（４）メインメモリ八～一六ＭＢ（５）四倍速ＣＤ‐ＲＯＭドライブ搭載。ソフト面では、ロータス社製のワープロソフト「ワードプロ」や表計算ソフト「ロータス１‐２‐３」、スケジュール管理「オーガナイザー」をはじめ、教育ソフト、ゲームソフトなどをインストール。さらに通信ソフトも搭載しているため、家庭で手軽にパソコン通信が可能となる。

〈仕様と価格〉▽７５２ＣＤＸ８=ＣＰＵ七五メガヘルツ、メモリ八ＭＢ、一八万八〇〇〇円▽１００ＣＤＸ８=同一〇〇メガヘルツ、同八ＭＢ、一九万九〇〇〇円▽１００ＣＤＸ１６=同一〇〇メガヘルツ、同一六ＭＢ、二二万九〇〇〇円▽１２０ＣＤＸ１６=同一二〇メガヘルツ、同一六ＭＢ、二六万九〇〇〇円