ミニストップ（株）（本部=千葉市、０４３・２１２・６４８１）は９日、店内調理ファストフードの新商品「かりかりまん」三品目を発売した。新宿中村屋との共同開発で、中華・カレー・こしあんの具材を豊富に入れた、カリッとした食感の揚げまん。通年販売で、ミニストップ全店で年間一一四〇万個、一三億四五二〇万円の売上げを見込む。

一個当たり八〇ｇ、うち三五ｇはこだわりの素材を使った具材が占めるボリューム感のある商品。油の吸い込みを最小限に抑えるために表面の加工を工夫、中はふっくら、外はカリッとした食感を実現した。工場で下焼きをし、店舗で揚げることで、いつでも出来立てを提供する。

「中華」（一二〇円）は一〇〇％上質の豚肉に椎茸、タケノコ、ネギなど数十種類の素材を使用。「カレー」（一二〇円）は本物のカレーは鶏肉、ということで、鶏肉をベースに一八種類のスパイスをブレンドした本格派。「こしあん」（一〇〇円）は中村屋独自の製法でつくったなめらかなあんを使用している。

同チェーンではＦＦのヒット商品「ソフトクリーム」に次ぐアイテムとして育てていく方針。一店舗当たり一日四〇個の売上げを目標にしている。