日本ケロッグが朝食シリアル「星の野菜畑」を投入、子供向けに栄養価訴求
日本ケロッグ(株)(東京都新宿区、03・5354・1324、フレミング・スンドー社長)は、小麦、オーツ麦を主原料の朝食シリアル「ケロッグ 星の野菜畑」(一四〇g・四〇五円)を消費ターゲット三~一二歳を対象に、3月3日から全国発売。大規模なテレビCMを展開し、シリアル市場シェア六%を占めるヒット商品「ケロッグ チョコワ」並みのブランドに育てる方針だ。
同品は、子供が嫌いな黄緑色野菜の栄養が朝食シリアルで摂取できる優れたもの。一食分(四〇g)中に、ニンジン、カボチャ、ホウレン草の乾燥したものを一八g相当含む。“星形”という新しい形状のシリアルで、野菜の自然な淡い色である。
また、ブラウンシュガーとはちみつを使用し、従来の子供向けシリアルに比べ甘さ控えめである。さらに既存品同様ほとんどのビタミン・ミネラルの一日摂取基準量の二五%を含む他、食物繊維量は既存の子供向けシリアルより多く、二・六g含む。
日本ではまだ、子供向けシリアルは“お菓子”とのイメージだが、同社は「ケロッグ 星の野菜畑」を展開し、子供向けシリアルの、栄養価値の高い朝食としての位置付けを明確にしていく。