ホーネン、ジャッキーズキッチンと提携、チルド中華惣菜発売へ
(株)ホーネンコーポレーション(東京都千代田区、03・3287・0291)は、香港のアクション映画俳優ジャッキー・チェンが出資している、(株)ジャッキーズキッチン・ジャパン(東京都渋谷区、03・3498・7831)と提携、チルド中華惣菜二品目を製造、2月1日から九州を除く全国のスーパーで発売する。
同社では既に子会社の楽陽食品(株)が製造するシュウマイなど中華惣菜、「中華名菜館」シリーズ、「食通」シリーズなど家庭用チルド食品、業務用の冷凍食品など販売しているが、この分野の強化を狙ったもの。
ジャッキーズキッチン・ジャパンは、九七年8月に設立され、ジャッキー・チェンが映画製作を通じて世界各地で出合った健康的でおいしいカジュアルフーズを提供するフードショップ「ジャッキーズキッチン」の経営・運営に当たっている。「ジャッキーズキッチン」は九七年9月に名古屋に第一号店をオープン、現在三店舗(愛知県二店舗、茨城県一店舗)が稼働しており、今後順次出店を予定している。
新発売する商品は、ジャッキーズキッチンブランド「チルド焼売」「チルド餃子」の二品で、ジャッキー・チェンが子供の頃に、香港でコックをしていたジャッキー・チェンの父親がよく作ってくれた味を基にしている。
ジャッキーズキッチンブランド「チルド焼売」は、一粒二七gの大きめのサイズ(通常は一五~二〇g程度)で、豚肉や椎茸をベースに、エビ、カニ、ホタテ、オイスターなどの魚介エキスを隠し味に加え、魚介類が新鮮な香港らしい味に仕上げている。内容量は二七g×八粒入り、希望小売価格三〇〇円。
ジャッキーズキッチンブランド「チルド餃子」は、ニラや椎茸をたっぷりと使用し、鶏エキスとごま油をアクセントに深みのある味わいになっている。内容量は一七g×一二粒入り、希望小売価格は三〇〇円。