「ソフトカード明治コナミルクほほえみ」発売(明治乳業)
明治乳業(株)(東京都中央区、03・3281・6118)は「ソフトカード明治コナミルクほほえみ」などをリニューアル、4月9日から全国で発売した。
今回は、「ソフトカード明治コナミルクほほえみ」「明治ステップ」の商品の中身の改良と、育児用・乳幼児用粉乳(缶入り全商品)に使い勝手に配慮し「計量の操作性・ミルクの衛生的な取り扱い・使用後の容器リサイクル性」に優れた新容器を採用。
中身の改良点次の通り。
「ソフトカード明治コナミルクほほえみ」(九八〇g、三五〇g、一四g×二〇)=リン脂質組成、アミノ酸組成、ヌクレオチド組成を改善し一層母乳に近づけた。母乳に多く含まれ、神経組成に生理活性物質として作用するといわれるスフィンゴミエリンを多く含んだミルクのリン脂質を配合し、母乳に近いリン脂質組成を実現、脂質代謝の適正化を図った。乳清タンパク質とカゼインの比率を六〇対四〇とすると同時に、必須アミノ酸のトリプトファンを十分確保してアミノ酸バランスを整え、消化吸収性がよいα‐ラクトブミンを増強、母乳のタンパク質の栄養に近い内容とした。また、ヌクレオチドは脂質代謝の改善や免疫系の調節、腸内菌叢の調整といった作用が知られているが、アデニル酸を含め、母乳のヌクレオチド組成に近づけた。
「明治ステップ」(九八〇g、三五〇g、一四g×二〇)=β‐ラクトグロブリンの低減とDHA(ドコサヘキサエン酸)をさらに強化。タンパク質の消化吸収および栄養価を高め、アレルゲン性にも配慮。脂質栄養の改善を図った。