これが私の枝豆道
「ビールのお供」は理にかなっている。枝豆のタンパク質中のメチオニンは、ビタミンB1、Cとともにアルコールの分解を助ける。またビタミンB1は糖質の代謝を促すのでそうめん・アイスクリームなど糖質過多になりがちな夏の生活の応援団。ゆで方にはみなさん、それぞれ譲れないこだわりがあるようで…。さて、あなたはどのタイプ?
●おばあちゃん直伝のわが家風「さや切り・塩もみが大事です」
〈下準備〉さや切りした豆をすり鉢に移し、塩少々、水少々でもんで、産毛を取り塩をなじませる。
〈ゆで方〉ぐらぐらと沸騰したたっぷりの湯(豆の3倍量)で3~5分。
〈その後〉ザルにあけてウチワで冷ますと、緑鮮やかいい香り。
●男は黙ってハードボイルド「すぐ食すなら、水からゆでるが美味」
〈下準備〉枝からちぎったサヤをボウルに放り込み、水洗いで泥を落とす。粗塩を大量にぶち込みこするようにもむ。
〈ゆで方〉鍋に水を入れ枝豆を放り込む。さらに塩を追加しゆでる。沸騰し始め30秒~1分で、もう引き上げ。
〈その後〉ザルで湯を切り、再びボウルにぶちまけ、味決めの塩を振る。ザルにフタをしてシェイク。
●料理研究家推奨のとびっきり! 「“蒸すように”がポイント」
〈下準備〉サッと洗って、濡らした鍋に枝豆を入れ、塩を加える。
〈ゆで方〉水1カップのみを加え、フタをして強火で6~7分。蒸すようにゆでる。
〈その後〉少し硬めでザルにとりそのまま。余熱で火を通す。風味が増しますよ。