「脂肪率」は「死亡率」 肥満と成人病の危ない関係
一口に肥満といっても、外見や体重だけでは判断できない。肥満かどうかは、「体脂肪(身体の中に蓄えられている脂肪)」の量によって決まる。体重が標準でも筋肉量が少なく、体脂肪量が多過ぎれば肥満となる。このような肥満は若い女性に多く、これを俗に「かくれ肥満」と呼ぶ。また体型的にはっきりとわかる肥満に「リンゴ型肥満」と「洋ナシ型肥満」の二タイプがある(図1)。リンゴ型肥満は、おなかまわりがせり出してくる上体肥満。男性に多く見られる。洋ナシ型肥満は、太ももやおしりまわりに脂肪がついてくる下半身肥満で、安産体型だといわれるように女性に多い。
図2には、肥満者は成人病にかかりやすいという統計が示されている。
例えば適正体重が六○kgの人が、脂肪がついて八○kgになったとすると、簡単にいえば二○kgの荷物を背負っているのと同じになる。
この負担はさまざまにあらわれ、例えば成人病の疾患にも、肥満が関係してくる。「脂肪率は死亡率」、まさに「肥満と成人病の危ない関係」だ。














