精進料理に学ぶヘルシーメニュー 「キヌア」料理2選

1998.03.10 30号 10面

材料(6人分)

・キヌア--1カップ

・水--2カップ

・ワインビネガー--50㏄

・砂糖--大さじ1

・塩--少々

・コショウ--少々

・アスパラガス--2本

・赤ピーマン--1/2コ

・スイートコーン(缶詰)--適量

作り方

(1)水を沸騰させキヌアを入れ強火で1分、弱火にして水分がなくなるまで約10分程度炊く。火を止めて荒熱を取る。

(2)アスパラガスはゆでて5mmに切りそろえる。赤ピーマンも同様に切る。

(3)(1)にワインビネガー、砂糖、さらに(2)の野菜とスイートコーンを加え混ぜ合わす。塩・コショウを加え味を整える。

材料(15枚分)

・そば粉--100g

・小麦粉--30g

・キヌア--50g

・水--40㏄

作り方

(1)キヌアはフライパンで煎っておく。

(2)そば粉、小麦粉を水でとき、(1)のキヌアを加える。

(3)うすく伸ばして焼く。

アイスクリームの代わりに低カロリーな“アイスもどき豆腐”はいかがか。材料はもめん豆腐一丁を水きりしてよくかき混ぜ、白みそ大さじ2、砂糖大さじ1、塩少々を加えさらに混ぜる。冷蔵庫で冷やせばアイスクリームの代役に問題なし。豆腐をデザートとして食したい。

南米、アンデス高原でインディオたちに食べ継がれてきたキヌア。食物繊維・鉄分・カルシウムなどのミネラル、ビタミンB類に富むだけでなく人間の必須アミノ酸すべてを含み、タンパク源としても期待できる食物だ。NASAも二一世紀の主食と提唱するキヌアをぜひ試してみたい。

調理のポイントは二倍の水で約十五分ほどゆでるだけで簡単に食べられる。他にゴマのようにフライパンで煎っても、白米に混ぜても、また白米の代わりに炊き上げてもおいしく頂ける。

欧米では自然食品として人気を集め、食物アレルギー疾患に悩む人たちには主食として重宝がられている。プチプチとした食感はきっとやみつきになるはずだ。

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