「ファミリーレストランにも老人向け商品を」 農水省がビジョン作成へ準備

1996.01.10 4号 8面

農林水産省食品流通局外食産業室は、平成9年度発表の二一世紀の外食産業指針となる外食産業ビジョン作成に向けて準備を進めている。同ビジョンは八四年以来一三年ぶり。今回注目される柱は、(1)環境問題(ゴミ問題)(2)日本農業との連携(3)高齢化社会への対応(雇用と食事サービスの両面)(4)情報化‐‐の四本。政策的に前倒ししてできる案件については8年度予算から開始する。

高齢化社会への対応としては、外食産業の代名詞であるファストフードおよびファミリーレストランでも老人の嗜好に合った商品開発をしていかなくてはならないため、農水省としてはとりあえず現状把握のための調査検討に着手したい意向。

また、日本農業との連携については本格的予算は9月に付く予定だが、8年度中には外食企業と野菜農家の契約栽培を図る。