「百妻元気」女正月

1996.01.10 4号 11面

今回は「歳」を「妻」に変えて「女正月」の話。

1月20日を「女正月」または「骨正月」という。名の由来は正月料理の一品である塩ぶりや新巻き鮭が20日頃にもなると食べつくされてちょうど骨だけになる。女たちにとっても年末年始の忙しさから解放され主婦仲間で集う時間がもて、あと始末的な料理を作り楽しんだことからこの名がついた。

一〇年前、二〇年前に比べれば年末年始にかけての家庭の仕事の負担は減っているのは事実だろう。そうはいってもテレビをつければ掃除用品のCMが次々と障れ、大掃除をやらねばならぬという気分になる。買い物に出かければ正月用商品がところ狭しと並ぶ。「ああ、おせち料理の準備もしなければ」など、気ぜわしく過ごす女たちの年末年始はやはり健在だ。7日に七草がゆをいただき11日には鏡開き。少し固くなったおもちを切るのも力弱き女性には一仕事。それをあずきのおしるこでいただくのがならわし。小正月の15日を迎える頃にはもう正月気分が吹っ飛ぶ。

現代の「妻」はあと始末的料理で集うほどまで慎ましくはないかもしれないが、1月20日の「女正月」は胸を張って楽しむ行事として復活させたい。妻には妻の仲間がいて「本年も変わらずよろしく」と集うことで今年も元気に頑張るのだ。(主婦代表)

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