おはしで防ぐ現代病:ガイゲン「コレカット」

1999.04.10 43号 15面

コレステロールをカットするから「コレカット」。海藻に多く含まれる水溶性食物繊維の飲料で、コレステロールが気になる人、おなかの調子を整えたい人に良いという。(株)カイゲン食品事業室・森川朱美さんに聞いた。

Q 「コレカット」に使われている成分の正体は?

A 海藻の昆布などに含まれる食物繊維でアルギン酸を低分子化したものです。血中コレステロール改善作用と整腸作用があり、厚生省から特定保健用食品としての表示を認められています。

Q なぜコレステロールの吸収が妨げるのか?

A 低分子化アルギン酸ナトリウムは、コレステロールを原料とする胆汁酸を便とともに排出させます。また食べ物に含まれるコレステロールを包み込んで、体外へ排出する作用もあります。

また水を蓄える性質があり、便を適度に柔らかくします。同時に、水分量が増えることによって便のカサが増し、これが大腸壁を刺激します。そして腸の運動を活発にし、おなかの調子を整えるのです。

★コレカット一本中には一日の有効摂取量の低分子化アルギン酸ナトリウムが四グラム配合されている。これは、乾燥昆布二〇グラム(五センチ角の乾燥昆布一二枚分)に相当。毎日一本を目安に飲む習慣をつけることで、食物繊維が不足がちな現代人の食生活改善に役立つ飲料だ。(一五〇グラム、二〇〇円)

▽(株)カイゲン食品事業室=電話06・6202・8974

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