波動を高める生活学:アサリ
毎年ゴールデンウイーク頃になると、全国各地で潮干狩りが行われる。その主役的存在であるアサリについて、市販のものを使用して波動を測定してみた。
アサリの特徴として、脂肪の含有率が少ないこと、良質のタンパク質が含まれていることが挙げられる。そして、タウリンという成分がたっぷり含まれている。このタウリンは、ここ数年、動脈硬化などに有効だといわれ、ますます人気が高まっている。アミノ酸の一種で、血液中の余分なコレステロールを排出してくれる作用、肝臓機能の向上や心血管性疾患などの予防が期待できる。別表の波動測定数値を参照してほしい。「動脈硬化」「高血圧」の項目が高い値を示している。
また、血中のヘモグロビンの成分になる鉄や、造血作用のあるビタミンB12も豊富である。レバーに匹敵する含有量があり、波動測定でも高い数値となった「貧血」の項目では、アサリの方が高い数値を示した。これは旬であるアサリにはレバーを上回る効用が備わっていることを意味しているのだろう。旬のものは、うま味成分も増え、栄養価も高い。最近はアサリが一年中出回っていて、旬がいつか知らない人も増えている。いまがもっともおいしい時期なので、ぜひ、食卓にのせてほしい。