コラーゲン、カルシウム…海の栄養たっぷり 信田缶詰「コラゲタイト」
手足の関節が痛む原因は、老化や過剰な運動により関節の軟骨がすり減ることなどが挙げられる。魚のウロコやショウガなどの食品に含まれる天然成分の、関節痛に対する有効性について検証した。
一般に「関節炎にはコラーゲンの補給が大切」とよく聞く。コラーゲンとは、身体のタンパク質の約三割を占める成分で、骨と骨が直接ぶつからないように保護したり、衝撃を吸収するクッションの役目を果たす。同時に、肌の弾力を良くしたり、骨や血管を形作るなど大きな役割を果たしている。しかしコラーゲンは老化が進むと体内で合成されにくくなり、また激しいスポーツをすると減りやすいため、年齢・状況に応じて体外から補給し、コラーゲンの生成サイクルを早めることが必要だ。
この大切なコラーゲン補給に良いと注目を浴びているのが、なんとウロコ。
魚の缶詰や加工食品を扱う信田缶詰(千葉県銚子市、電話0479・22・7555)が開発した『コラゲタイト』は、北海道・東北地方でとれたサンマのウロコを粉末化した健康補助食品。ウロコの主成分はコラーゲンと、カルシウムの一種ハイドロキシアパタイト(ウロコ一〇〇グラム中、コラーゲン三一%カルシウム二一%含有)。そのほかマンガン・マグネシウムなど微量元素も含まれており、まさに栄養の塊! アフリカの湖やインド洋などには、魚のウロコを主食にする奇妙な魚も生息しているという。
「『コラゲタイト』の健康性については、骨粗鬆症の改善・骨密度の増加・毛ヅヤ改善・皮膚角質層の新陳代謝促進や美肌効果が、動物やヒトの実験で確認されています」と同社研究開発部の難波秀博部長代理。(写真)
ウロコの粉末は軟骨を構成する大切な材料となるだけでなく、皮膚の潤いを保ったり骨を丈夫にする効果もあり、老化防止・子供の成長・女性の美容・生活習慣病対策など、あらゆる面で効果が期待される。現在では栄養補助食品・カルシウム強化食品・パン・餃子・せんべい・洋菓子などに添加され広く活用されている。また、競走馬や猟犬などの骨強化を期待した補助食品としても人気が高い。
▽『マリンビタミン コラゲタイト』一〇〇グラム(四〇〇粒入)四〇〇〇円