枝豆 豆と野菜の良いとこ取り
大豆が熟する前の未熟果なので、豆と野菜の良いとこ取り。たんぱく質、ビタミンB1・B2、葉酸、カルシウム、カリウム、鉄、亜鉛、食物繊維、レシチン、大豆にはないビタミンA・Cも。また、枝豆のたんぱく質にはアミノ酸のメチオニンが。これがビールやアルコールのお供に、といわれる理由。大豆同様、サポニンや、イソフラボンなどのポリフェノールも。
江戸時代には夏になると、文字通り枝につけたままゆであげ、売り歩く枝豆売りがいたそう。江戸のファストフードは、いまや世界中でヘルシーフードとして大人気。枝から切り離すと一気に味が落ちるので、切り離したら、またはパックを購入したら間をおかず、すぐにゆでるのがポイント。
これから9月まで、産地をリレーしてさまざまな品種が登場するので、ぜひ食べ比べを。新潟産茶豆は、実入り7~8割の頃の香りが一番。ふくよかな山形のだだちゃ豆は甘みを楽しみたい。ゆでる時は、ハサミでさやの端をカットすると塩味がしみこみやすい。
◆ミニトマトとスクランブルエッグのサラダ
<材料・2人分>
・ミニトマト……10個
・枝豆……20粒
・卵……1個
・塩……少々
・サラダ油……適量
・「キユーピークリーミィ野菜ドレッシング(キャロット&オニオン)」……小さじ2
<作り方>
(1)ミニトマトは半分に切る。枝豆はかためにゆで、さやから出す。
(2)フライパンに油をひいて熱し、塩を加えて溶いた卵を流し入れ、スクランブルエッグをつくる。
(3)ボウルに(1)と(2)を入れ、ドレッシングであえる。
レシピ:キユーピー