工場ルポ:九重味淋 伝統技術で醸す本格本みりん 創業250年に向け新規事業も

2018.02.01 250号 36面
名鉄三河線・碧南駅より徒歩5分、知多半島道路・阿久比ICより約15分の場所にある九重味淋。仕込み蔵や「九重みりん時代館」の入り口には、「品質本位 九重味淋」と書かれた銅製の看板が掲げられている

名鉄三河線・碧南駅より徒歩5分、知多半島道路・阿久比ICより約15分の場所にある九重味淋。仕込み蔵や「九重みりん時代館」の入り口には、「品質本位 九重味淋」と書かれた銅製の看板が掲げられている

 三河みりんの元祖であり、みりん専業としては日本最古の醸造元である愛知県の九重味淋(株)。創業当時の技と心を受け継ぎながら丁寧に醸すみりんは、プロの料理人や一般消費者に長く愛されてきた。創業250年となる2022年に向け、単なる「みりん製造」からの脱却を図り、新規事業にもチャレンジ。さらなる飛躍を目指す。  ●廻船問屋の石川家が九重味淋を創業  名古屋市から南へ約40km離れた

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