工場ルポ:ハチ食品・駒ヶ根工場 自社焙煎の香辛料を使ったカレーなどレトルト食品の専用工場
中央アルプスと南アルプスに囲まれた長野県駒ヶ根市の上の原工業団地に位置するハチ食品 駒ヶ根工場。中央自動車道駒ヶ根ICより7kmと交通アクセスに恵まれている
1845(弘化2)年、薬種問屋として創業し、1905(明治38)年に生薬を使用した日本初の国産カレー粉の製造に成功、「蜂カレー」として販売したハチ食品(株)。各種香辛料・調味料のほか、カレーやパスタソース、スープ、炊き込みご飯のもとなどレトルト食品の製造・販売を手掛ける。香辛料・調味料を製造する兵庫工場に加え、2000年、レトルト食品専用工場として長野県駒ヶ根市に開設したのが、駒ヶ根工場。13年には第2工場も稼働させた。ここ数年、積極的な設備投資を行い、取引先のさらなる要望