特集・植物工場の今:基調記事=植物工場の最新動向

2012.02.01 178号 18面
(写真1)ダイエーのバイオファーム(1985年)

(写真1)ダイエーのバイオファーム(1985年)

(写真3)店産店消を行うカレッタ汐留のレストラン内植物工場

(写真3)店産店消を行うカレッタ汐留のレストラン内植物工場

 09年に国の支援が決まり、第3次ブームを迎えつつある植物工場。弊誌は06年10月号において初めて植物工場をテーマにした特集「野菜工場の可能性を探る」を企画したが、当時と比べ植物工場を巡る環境は大きく変わり、植物工場の数も増えてきている。  植物工場は農薬を使わない栽培方法が可能で、天候に左右されず一年中安定した生産量を確保できるなどさまざまなメリットがあるといわれている。そして、東日本大震災をきっかけに、津波による塩害や原発事故による放射能汚染の影響

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