水産資源の持続可能な活用(5)水産資源の管理
生物資源である水産資源は、親が子を産む再生産により維持される。親を確保することが水産資源管理の基本であり、「親がいなければ子もいない」というのが恩師の口癖であった。水産資源では、親が少ない間は親の量に伴い生まれてくる子も増えるが、親の量がある水準を超えると子の量が増えないか、かえって減ってしまう状況が見られる。漁獲の強さを調節して漁獲可能量の最大化を図ることが資源管理の目標だが、このように、親子の量的な関係(再生産関係)が親の量(密度)に依存することが理論的な前提である。
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水産資源の持続可能な活用