東洋製罐グループHD、ボトル缶へ本格参入、年明けから販売開始 上期は増収減益
中井隆夫社長
東洋製罐グループホールディングス(HD)は8日、18年3月期第2四半期決算説明会を開催、年明けからのボトル缶事業への本格参入や、PETなどプラスチック製品をこのほど設立したメビウスパッケージングに集約することなどを発表した。上期は米国事業が好調だったものの、国内包装容器の苦戦や材料・エネルギーの価格変動などで減益。「構造改革の中で顧客対応力の強化を図り、グループが連携する組織を考えていく」(中井隆夫社長)方針を示した。(村岡直樹)