小口保冷配送、日本発国際規格へ ISO、委員会設置
ISO(国際標準化機構)において日本の提案で小口保冷配送サービスの国際規格を開発する新たなプロジェクト委員会の設置が承認され、6月に第1回国際会議が日本で開催される。日本発のコールドチェーンの国際標準化が一歩前進したことになる。急速に拡大する越境EC(電子商取引)に対応し、アジアなど世界の消費者に日本の新鮮な食品を信頼性の高い物流で輸出を促進し、日本の物流事業者の国際競争力も強化する。23日の経済産業省と国土交通省の発表によるもの。(山本仁)