アサヒグループ食品は、声のプロが集まる声優事務所であるアイムエンタープライズと共同開発した、のどの潤いをサポートする「うるおいボイスのど飴」＝写真＝を19日から全国発売する。

　生活者の健康志向などを背景に、のど飴（あめ）市場は好調に推移。20年1月から8月累計は前年比約3％増推移している。また、新型コロナウイルス感染拡大防止で、新生活様式がスタートし、テレワークや外出自粛などでオンライン会議・飲み会が広く取り入れられ「声を中心としたコミュニケーション」の機会が増えている。

　同社では、このような変化に着目し、日ごろから良いのどの状態を保つことを意識している声（のど）を使うプロと共同開発を行い、のどの潤いをサポートする商品を提案する。

　国内大手の声優事務所アイムエンタープライズに所属する声優の中から、総勢39人に職業柄、「のど・声のために普段どのようなケアをしているのか」「食事や習慣」などについてインタビューを行いながら、味やパッケージ、ネーミングに至るまで、声のプロが納得する、のど飴の共同開発を行った。特に、のど飴に求めるニーズとしては、「はちみつや桔梗」「潤いが保持できる」「甘さが控えめで自然な味わい」「のどに直接届きやすいペースト入り」「清涼感・冷涼感は不要」などが分かりこうした期待に応える商品設計にした。こうして完成した「うるおいボイスのど飴」は、なめらかなはちみつの甘さとすっきりした杏仁を合わせたのど飴。飴の中心にはちみつと桔梗入りのペーストを入れた。また、国産はちみつ、桔梗、プロポリス、枇杷の葉エキス、杏仁パウダーを使用。72g。（青柳英明）