農水省17年度概算要求 JAS、輸出規格も 安全・品質管理強める
農林水産省は8月31日、2017年度予算概算要求をまとめた。輸出拡大を後押しするために、来年度から高付加価値化JASの開発に着手する。検討会開催で規格素案の作成、業界と調整して規格制定を行う。そのための委託調査の予算として約5000万円を要求した。 内閣府が6月にまとめた日本再興戦略は、輸出拡大に向けて日本産品の品質や特色を保証する新たな制度の創設の検討を求めた。また、自民党も同月、品質を保証する「輸出JAS」の必要性を訴えていた。